5. 子どもの頃から「門限」がなかった!
東大生58%、全国平均43%
信頼はされていたかもしれない。
気を付けて帰ってきてねと言われるくらい。
そんな東大生の声が紹介されていました。
我が家を振り返ってみると、確かにきっかりとした、正確な門限はなかったような気がします。
ある程度は、帰りが遅くならないように、とは言われていましたが、時間のコントロールはわりと子供の自由にさせてもらっていました。
それをいいことに、漫画や小説が大好きな妹は、塾の帰りなどに、本屋さんなどに立ち寄って、なかなか帰ってこないこともしばしば。
あまりに帰りが遅くなると、親や私は心配していたのですが、ふらっと突然、妹は家に帰ってきて、全然気にする様子もなく、悪びれた様子もなくて、あっけらかんとしていました。笑
だって、本が好きなんだもん。
そんな感じでした。
今は携帯電話も普及しているので、帰る時間の目安などは、親に連絡することができるようになり、門限をやぶって心配することがないように、気を付けることができますね。
門限がはやすぎると、「もう無理!」となって、堪忍袋の緒が切れたように、急にプツンとはっていた糸が切れて、子供が反抗してしまう恐れもありますので、あまり窮屈に縛りすぎない方がよいのではと個人的には思います。
ただお子さんの性格によると思うので、あまり自由奔放にしすぎると好き勝手してしまい、逆に迷惑をかけるようなことがあってはならないので、制限をかけた方がよい場合は門限も必要な状況も出てくるでしょう。
子供をある程度は信頼して、子供の自主性に任せられるのであれば、門限はもうけずに、子供の自由にするのも一つの方法ではあります。
我が家の教育方針は、「子供の自主性を重んじる」ことだったので、わりと自由にさせてもらいましたが、それは親からの信頼を得ているという自信にもつながりました。
だからこそ、自分の行動に責任をもたなくてはという意識もはたらき、小さい頃から、自立心や自律精神を育めるという側面もあります。
あまり縛られずに育ってきた家庭環境だと、大人になってからの恋愛スタイルも、相手を束縛しないし、相手に束縛されることも好まないようなタイプが多いのかな。
私は、あまり縛られたことがなく、自立するよう育てられてきたので、束縛しあう人間関係は、あまり好きではありません。
お互いに自立して、依存しすぎず、自由度をもって、お互いを尊重し合い、信頼し合うような関係が理想です。
普段、教育現場に身をおいていると、教師と生徒の関係も、似たような一面があるのではと思います。
ときとして、制限で縛りつけすぎないように、信頼し合う関係性が大事な場面もあると思います。
お互い信頼し合える、ということが非常に大切ですね!