泉涌寺
泉涌寺は、境内の一角に清泉が湧き出たことに由来しています。1242年、四条天皇の御陵が作られてから江戸時代初期の後水尾天皇など歴代天皇の御陵(月輪陵・後月輪陵)が築かれています。このように泉涌寺は皇室の菩提寺であることから御寺(みてら)とも呼ばれています。
泉涌寺の大門からすぐ右へ進むと日本最古の写経道場・雲龍院があります。大門をくぐって正面に見える仏殿を見下ろしながらそのまま真っ直ぐ下っていく感覚は他にない新鮮な感じを受けます。大門のすぐ左脇の楊貴妃観音堂には、恋愛にご利益がある楊貴妃観音像が祀られていて女性に人気があります。毎年3月14日~3月16日には日本最大の涅槃図が一般公開される涅槃会が行われます。
いかがでしたか? 京都は日本人の知識と教養の宝庫です。これからもそのほんの一部でも皆さまにお伝え出来ればと思っています。
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