便乗型消費拡大策
不景気になると、消費者はモノを買わなくなります。しかし、それは「余計なもの」を買わないだけであって、自身が必要だと認めれば、多少高くても買います。生活において、本当は必要が無いものでも、自身が本気で欲しいと思えば、それは「必要なもの」になるのです。
つまり、お店としては、お客さまに欲しいと思わせることができれば、どんなものでも売れるようになるのです。すなわち、消費の動機づけを考えれば良いのです。
その中のひとつとして、古くから使われている方法があります。年中行事に合わせた売り込みです。「バレンタインデー」「ホワイトデー」「母の日」「父の日」などです。
こう書くと、「うちは扱っている商品が…」と、関係がないような態度になる店主がいます。その消極的な姿勢が、売り上げを落ち込ませているのです。
「無理やり」「こじつけ」で良いのです。
贈り物であれ、自分用であれ、行事に結びつけたアピールをすれば良いのです。世の中の盛り上がりに便乗するのです。バレンタインデーに、「頑張った自分への人生最後の贈り物」として、お墓を提案しても良いのです。家族・友人たちが集まって来る、楽しいお墓を作りたいと思う人もいるはずです。
年中行事はたくさんあります。多くの拡販チャンスを逃さないでください。
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