心に「昭和」で火をつける。売上が激増するキャンペーンの張り方

 

便乗型消費拡大策

不景気になると、消費者はモノを買わなくなります。しかし、それは「余計なもの」を買わないだけであって、自身が必要だと認めれば、多少高くても買います。生活において、本当は必要が無いものでも、自身が本気で欲しいと思えばそれは必要なもの」になるのです。

つまり、お店としては、お客さまに欲しいと思わせることができれば、どんなものでも売れるようになるのです。すなわち、消費の動機づけを考えれば良いのです。

その中のひとつとして、古くから使われている方法があります。年中行事に合わせた売り込みです。「バレンタインデー」「ホワイトデー」「母の日」「父の日」などです。

こう書くと、「うちは扱っている商品が…」と、関係がないような態度になる店主がいます。その消極的な姿勢が、売り上げを落ち込ませているのです。

無理やり」「こじつけで良いのです。

贈り物であれ、自分用であれ、行事に結びつけたアピールをすれば良いのです。世の中の盛り上がりに便乗するのです。バレンタインデーに、「頑張った自分への人生最後の贈り物」として、お墓を提案しても良いのです。家族・友人たちが集まって来る、楽しいお墓を作りたいと思う人もいるはずです。

年中行事はたくさんあります。多くの拡販チャンスを逃さないでください。

 
佐藤きよあき(繁盛戦略コンサルタント)この著者の記事一覧

なぜ、人はモノを買いたくなるのか。欲しいという感情は、どこから生まれるのか。消費行動における人の心理を知れば、売れるモノが見えてくる。売り方がわかる。小手先のテクニックなど、いらない。人を研究すれば、やるべきことはすべてわかる。

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【著者】 佐藤きよあき(繁盛戦略コンサルタント) 【発行周期】 週刊

 
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