ローソンやユニクロもAIを活用
小売企業でのAIの活用が広がりを見せています。
ローソンは、顧客が希望する商品をAIが提案するサービスを開始しています。日本マイクロソフトのAIを導入した「チャットボット」の「ローソンクルー♪あきこちゃん」がお薦め商品を紹介します。
例えば、お薦めを問えば、最近発売された注目の新商品を紹介します。カロリーを気にしていることを話せば、カロリーが低い商品を提案します。AIが投げかける6つの質問に答えると、5つのタイプに分類されたお薦め商品が提示されます。
ユニクロはAIを活用した接客サービスの開発を進めるようです。2017年2月18日付日本経済新聞は「ファーストリテイリング傘下の衣料品店ユニクロは、自社のインターネット通販サイト上で人工知能(AI)を活用した接客サービスに乗り出す」「米国で実証実験を開始」と報じました。
ネット通販でAIが顧客の要望にあった商品を提案します。ネット通販では接客ができないという弱点があります。AIを導入することでネット通販でも接客を可能にする試みです。
大手小売各社がAIの活用を推進しています。今後追随する企業が増えていくと思われます。労働者人口の減少は止まりそうにもありません。業務効率化の一環としてAIの活用が今後ますます広がっていくことでしょう。
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「女子大生のハンバーガー店経営物語 (クリエイションコンサルティング)」
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