繰り返しますが、ポイントは、「中国が安保理で、ロシアと共同歩調を取らなくなってきたこと」です。結果、ロシアが安保理で孤立することが増えている(といっても、まだ2回ですが)。
現状の米中ロ関係をみると、
- 米中は、北朝鮮問題で協力関係を深めている
- 米ロは、シリア問題で対立している
- 中ロは、米中関係が良くなってきたので、「軋み」が生じている
ということでしょう。「米中ロ三国志」の外にいる日本には、あまり影響ありませんが。それでも「何が今起こっているか、はっきり知っておくこと」は大事です。知っていれば、翻弄されることがありません。
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