なぜ激安で高機能な「靴の中敷き」は敢えてターゲットを絞るのか

 

◆戦略分析

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■戦場・競合

  • 戦場(顧客視点での自社の事業領域):高機能インソール(靴の中敷き)
  • 競合(お客様の選択肢):高機能インソールメーカー など
  • 状況:特にランナーなどスポーツをされる方向けの高機能インソールの人気が高まっているようです。

■強み

<他社の高機能インソールと比べて>

リーズナブル

  • 他社の高機能インソールは3,000円~5,000円台に対して エアーネットは1,000円という価格です

<一般的な1,000円前後のインソールと比べて>

1.履き心地がいい

  • 芝生の上にいるような感覚のようです

2.ズレにくい

3.疲れにくい

  • 運動時の衝撃吸収性は、「エアーネット」未使用時に比べ約47%衝撃を吸収

4.蒸れにくい

  • 夏はサラサラ
    →夏場の靴内湿度が「エアーネット」未使用時に比べ約30%ダウン

5.冷えにくい

  • 冬はポカポカ
    →冬場の靴底温度0℃の場合、「エアーネット」未使用時に比べ、足裏表面温度は約+1℃

★上記の強みを支えるコア・コンピタンス

「特許技術などの独自技術とグループによるバックアップ体制」

  • エアーネット構造(蜂の巣を応用したハニカム構造)
  • 滑り止め加工は特許技術
  • 繊維メーカーである「ユニチカ」をはじめ、中央研究所、各関連会社など、ユニチカグループが総力をあげてバックアップする体制が整っています。

上記のような「技術」と「バックアップ体制」が強みを支えています。

■顧客ターゲット

  • 一日中立ち仕事をしている方
  • 安全靴や長靴で作業をしている方
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