まだ間に合う。冬の京都でしっかり願掛け「十六社朱印めぐり」

 

六孫王神社(ご利益:出世開運・家運隆昌)

kyoto20180122-4image by: 京都フリー写真素材

祭神である源経基は清和源氏の祖で、江戸時代に源氏ゆかりの神社として武家の信仰が厚かったと伝えられています。六孫王とは源経基の別名で、清和天皇の六番目の子供の貞純親王の息子(六番目の子供の孫)だった事からそう呼ばれていたようです。江戸時代五代将軍綱吉の時代に現在の本殿・拝殿等建物が再建されています。

六孫王の子孫には源義家・頼光・頼政・木曽義仲・頼朝等などがいます。また後に足利新田細川島津山名今川明智小笠原徳川等の武将が多数輩出されている。

わら天神宮(敷地神社)(ご利益:安産・厄除け・子授け)

祭神は、木花開耶姫命(コノハナサクヤヒメノミコト)。1397年足利3代将軍義満が西園寺北山殿(金閣寺)を山荘として造営する際に鎮守神として現在地に遷したと伝わります。

わら天神の通称で知られる敷地神社は安産のご利益で全国的に有名です。安産御守としてわらの護符が授与され、わらに節があれば男の子無ければ女の子が生まれるといわれています。

いかがでしたか? 京都は日本人の知識と教養の宝庫です。これからもそのほんの一部でも皆さまにお伝え出来ればと思っています。

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【著者】 英学(はなぶさ がく) 【発行周期】 ほぼ週刊

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