重いカラダがラクになる。低気圧の体調不良を乗り切る裏ワザ

 

【低気圧はおさえて対処】

低気圧の影響で、圧迫刺激が減ってしまうカラダは、意識的に「おさえる」ことで、本来の働きを取り戻せます。

「関節」

膨らんで曲がらない、痛みを感じる関節はサポーターで局部をおさえるようにすると楽です。

「血管」

膨らんでむくみだるさを感じるときは、靴下をはいて足元のむくみ予防をすると良いです。

また、ウォーキングジョギングのような心拍数をあげるような適度な運動も、台風が天気図に現れる頃から、一時的に始めてみるのも効果的です。

頭痛持ちさんは、日中、ガムをかむ習慣を持つとよいです。

意識的にアゴをよく動かすようにすると、肩こりも楽になったりします

「消化管」 

特に低気圧で腸内にガスがたまったり、便秘をする人は、腹巻は必須です。

便秘をすると腰痛の原因にもなりますから、わき腹や股関節をのばすストレッチは、便秘対策におススメです。

意外と就寝時に「うつぶせ寝」すると、お腹の張りが楽になるので試してみてください。

「呼吸器」

気圧が下がると息が吸い込みづらくなるので、息苦しくなります。

肩やわきの下を伸ばすようなストレッチをこまめに行うことで、呼吸は楽になります。

腹巻を胸やみぞおちあたりまで「たくしあげて」、胸部を圧迫しておくと、ゼロゼロいう咳の予防にもなります。

今年は台風が早い時期から発生していますが、じつは、これからが本来の台風シーズンとなります。

今のうちから、低気圧対策を始めて、カラダの不調を予防しましょう。

まだまだ暑い日が続きますが、真夏よりも暑さの影響は徐々に減ってきます。

日が昇っている時間は、確実に短くなっています。

朝夕のちょっと日が陰っている時間のウォーキングやジョギングは、涼しい秋のカラダの冷え対策にもなりますから、朝夕のちょっとしたスキマ時間に、10分程度の心拍数をあげる運動」からはじめるのもおススメです。

 

image by: MAHATHIR MOHD YASIN / Shutterstock.com

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臨床歴20年の鍼灸師。東京都杉並区在住。「やさしい鍼」という流儀で治療を行っている。小学生の娘2人をもつ、子育て真っ最中のパパでもある。メルマガには季節にあった体に負担のかからない暮らし方、食事のとり方が書かれているので、そのとおりに過ごせば病知らずです。

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