台湾代表の選手に「中国」のテロップ。炙り出されたTBSの媚中度

 

昨今、中国が躍起になって世界に向けて台湾や香港表記を抹消させすべてを強制的に中国との表記に変更するよう要請していることは、このメルマガでも再三にわたって取り上げてきました。

無印良品も標的。「台湾製」表記を認めない中国の止まぬ嫌がらせ

世界各地の航空会社やホテルチェーンなどの民間企業に向けて、地域を表示する際には台湾や香港はすべて中国と記すことを要求し、さもなくば中国市場から締め出す、と脅しているのです。

それだけでは飽き足らず、アジア大会中の選手も操作していたようです。例えば、陸上女子100メートルハードル走の中国選手は以下のようなことを言いました。報道を一部引用します。

レース直後に中国中央テレビ(CCTV)のインタビューを受けた王逗(ワン・ドウ)は、涙を浮かべながら「良くなかったです。飛び出した瞬間に、隣のレーンの日本選手と手が当たりました。それで、リズムが狂わされました」と語った。インタビュアーが「4位でも満足はできなかった。もっと良い走りができたということですね? メダルも狙えたと」と聞かれると、「そうです。メダルを取りに来たので。こんなことが起こるなんて思ってもいませんでした。残念です」と応じた。8レーンで走った王の隣の7レーンは紫村仁美で、紫村は7位だった。これについて、中国のスポーツメディア・新浪体育は、「王は『日本選手に手をたたかれたので、実力がうまく発揮できなかった』と語った」などと伝えている。

日本の選手に手をたたかれた?中国メディアが選手のコメントを曲解、ネットでは批判も

中国選手が「日本人選手と手が当たった」と言っているのを、中国メディアが「日本選手に手をたたかれた」と言い換えて、いかにも日本人選手が故意に妨害したかのように報じたわけです。

このような例はいくらでもあります。競泳男子200メートル平泳ぎでは、以下のような記事がありました。以下、記事を引用します。

21日の決勝で、小関は2分7秒81を記録し金メダルを獲得。2位には0秒01差で渡辺一平が入り、3位は中国の覃海洋(タン・ハイヤン)だった。このレースについてCCTV記者の馮旭(フォン・シュー)氏は、水中カメラの映像から「スタート時に1回しか認められていないドルフィンキックを小関は2回使用した」と指摘。「水中カメラの映像はテレビ放送用で、今回は水中の監視システムがなかったため審判が見逃した」「小関はこの穴を利用した。故意の、そして低劣な行為だ」などと批判した。

日本の競泳金メダリストが反則していた!中国国営テレビが暴露、しかし…

まあ、どれもこんなような内容で、要するに日本に言いがかりをつけて批判しようということです。まるで当たり屋のヤクザのようなものです。

しかし、かつてと今では社会も人も変わっています。何よりネット時代の今、中国政府がいかに人々の口を塞ごうとしてネット規制やら閲覧規制やらをしても、情報を完全にシャットアウトすることはできないし、人々を完全にコントロールすることもできません。

こうした明らかに言いがかりと見える報道に関しては、中国でもネットでは冷静に受け止めている声も少なくないようです。陸上女子の記事については、「手がぶつかっただけで、たたかれたとは言ってない」とネットユーザーからの声もありました。競泳男子の記事には、「よく見ると2レーンの覃海洋も複数回キックしている」といった声もあったそうです。

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