いじめ被害者を加害者の如く扱った、北杜市という絶望的な魔都

 

誹謗中傷をした人物

被害者側は問題を重く受け止めざるを得なかったことから、警察に被害届を出すことになったのだ。そして、犯人は特定され書類送検されている。

さて、卑劣な投稿をしたのは誰か?という答えを書こう。

投稿者は「主体となるいじめ加害者の父親」だと結論付けられている。

正確には、主体となるいじめ加害者の家からの通信で投稿されたものであった。そして、この父親こそが、被害保護者に「〇〇はないの?」などとスポーツの道具などがあるかを質問し、被災して転居してきているために、被害保護者が「持っていません」と答えると、「なんだー、全部流されちまったのか!?と鼻で笑った人物なのである。
ちなみにこの加害者一家の母親は教育関係者であり、同僚らには「いじめの加害者に勝手にされて困っている、本当の被害者はウチよ」と吹聴していた人物である。

固定化された加害者に反省を求めるのは酷

国立教育政策研究所のデータによれば、多くのいじめでは、被害者と加害者の入れ替わりが頻繁に起きていることがわかるが、被害者が固定化された場合や加害者が固定化された場合は、深刻ないじめ被害に発展すると考えられる。

特によくあるケースだが、加害者を調べ、その保護者を調べると、なるほど「この親あってこの子あり」なんだなと妙に腑に落ちることがある。

人間は環境動物であるから、保護者の作る家庭環境や保護者の言動を真似ていじめを行なっているのだ。つまり、加害保護者は、加害生徒よりもより強烈でよりパワフルにいじめを行うのである。

被害保護者の多くは誠を持って話せば、きっと誠意が伝わって保護者として加害生徒を家庭でも指導してくれるはずだと信じて疑わないが、現実、加害保護者から脅迫されるなどというケースが多いのだ。

新たに起きた同一グループによるいじめ

ちなみに被災者をいじめたというこのいじめ加害者を中心としたグループは、被害者が不登校となったことで、いじめをする対象がいなくなってしまった

学校にはいじめを予防する力も解消する力も皆無、教育委員会に至っては「いじめという言葉は聞きたくもない状態になっている。

同地域で調査取材を進めてわかったことは、いじめの加害行為をした同一グループは、すでに下級生をいじめの対象としており、その手口も同様で、「死ね」「自殺しろ」と言い続け、暴力をふるい、遊びだと称してボールを一斉に投げつけたり、家に遊びに行っているように見せかけて、被害生徒の部屋で言葉と暴力でいじめ続けるということを行なっていた。

学校は事態を把握しているようだが、一向に行動に移す気配はない。もはやいじめ加害者に対して明確な処分と強制的な指導をすべきところまできていることは間違いない。

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