手越が干された理由②「業界ルール」
手越祐也がテレビ復帰できない大きな理由はもう一つある。それは明文化されたわけでも、決められた規則でもなんでもない、いわゆる「業界ルール」だ。
ジャニーズ事務所を退所した手越は、「契約満了による円満退社」、「大好きな事務所」と、ジャニーズ愛を強調するが、やはり退所に至るまでのゴタゴタぶりはイメージが良くない。
コロナ禍で複数の女性を集めて酒宴を開いたことが問題視されたり、数々の女性スキャンダルを報じられたりと、ジャニーズアイドルでありながら手越は好き勝手な振る舞いをしてきた。
その末の退所だけに、業界関係者からすれば、手越は“腫れ物”なのである。
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テレビ業界の暗黙のルールとして、「腫れ物には触らない」「火中の栗は拾わない」「右に倣え」というような習わしが存在する。要は問題やトラブルを起こした人間には近づかないし、大きな動きがなければ静観するということだ。
こうして芸能人は業界から干され、その姿を見ることがなくなっていく。
能年玲奈や西内まりやも事務所トラブルで干された
NHK朝の連続テレビ小説『あまちゃん』で主演を務め、一躍人気女優となった能年玲奈(27、現・のん)も芸能界から干されたひとり。
大手芸能事務所に所属していた能年だが、売れた途端に勝手に個人事務所を設立。大トラブルに発展し、その後は事実上の活動休止状態。朝ドラ主演で約束されていたスター女優の道は完全に閉ざされてしまった。
大手事務所を退社後もその圧力は凄まじく、本名であるにも関わらず、能年玲奈を名乗れなくなってしまう。現在はのんという芸名で活動しているが、露出は驚くほど少ない。
事務所とトラブルを起こしてしまったことで、業界ルールに晒された結果といえる。
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モデルや女優として活動していた西内まりや(27)も、その姿を見かけなくなって久しい。
『ニコラ』や『Seventeen』のモデルとして注目された後、女優へと転身した西内。2017年にはフジテレビの月9初出演にして初主演を飾るなど、これからの活躍が期待されていた。
しかし、苦楽を共にしたマネージャーが担当から外れてしまうとその対応に不信感を抱き、事務所の社長をビンタするというトラブルを起こした。
それ以降、順調だった仕事は嘘のようにすべてなくなり、テレビ画面から消えてしまった。事務所を退社し、現在はフリーで活動しているが、その姿を公の場で見かけることはない。
西内は業界から「問題児」「扱いにくい」というイメージを持たれてしまい、今後誰かが手を差し伸べるということは考えにくそうだ。