女優の松本まりか(36)が14日放送のTBS系ドキュメンタリー『情熱大陸』に出演した。長期間にわたる密着取材を受ける中で、「嫌われるのが怖い」「興味をもたれないことが恐ろしいと感じる」とコメント。そこには大胆な濡れ場や過激な露出で伸し上がってきた、遅咲き女優ならではの苦悩があった。
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大胆な濡れ場や濃厚なラブシーンで注目
松本まりかが一躍注目されたのは、2018年1月期に放送された連続ドラマ『ホリデイラブ』。夫(中村倫也)がいながら別の男性と(塚本高史)と不倫し、その妻(仲里依紗)からあらゆる手を使い不倫相手を奪い取ろうとする魔性の女役を演じた。その”あざとかわいい”演技が好評を博した。
しかし、それ以上に話題となったのが、松本の濃厚な濡れ場シーン。薄い1枚のシーツで表面だけは隠しているものの、横からは乳房が丸見え。大胆な下着姿で濃厚なラブシーンに挑んだ。
脱ぎっぷりも堂々としていたが、悦に入る表情や、セクシーな喘ぎ声を発するなど、リアルで際どい演技を松本は披露。
いくら23時代のドラマだったとはいえ、なかなかここまではできない。ドロドロの不倫劇を文字通り体当たりで演じきり、松本まりかの本気度を見せつけた。
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芸能事情に詳しい週刊誌の記者は次のように語る。
「この作品で松本さんは一気にブレイクしました。松本さんはなかなか日の目を見なかった女優とはいえ、こんなに大胆な演技をするとは驚きましたね。しかも、性的ということではなく、美しい艶やかな演技でした。こうした濃厚なシーンに挑戦してくれる女優さんは今少ないですから、とても需要があります。これで松本さんはポジションをガッチリ手に入れたといって良いでしょう」
これを機に松本は多くのドラマに出演することになっていくが、この“過激路線”を改めることはしなかった。
週刊誌でも大胆なグラビア撮影に挑戦。手ブラならぬ、“ひじブラ”を袋とじで披露した。他にもヒモ状のものだけで乳首を隠すショットやTバック姿など、グラビアアイドル顔負けのセクシーショットを連発。
だが、彼女の場合、変ないやらしさを感じず、なぜか“美しい”という写真に仕上がっているから不思議である。
松本は“脱ぐ”ことで手にした女優としてのポジションを守りに入ることなく、“脱ぐ”ことでキープしているのだ。それが一過性の注目で終わることなく、今も人気を保ち続けている秘密だろう。
松本は2019年9月に『月刊松本まりか 汀』、2020年12月に『松本まりか写真集「MM」』を出版。この中でも見事な脱ぎっぷりを見せるなど、きちんと期待に応えている。
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下積み生活18年を経て掴んだ『情熱大陸』出演
松本まりかは14日、ドキュメンタリー番組として確固たる地位を築く、『情熱大陸』に出演した。2000年にテレビドラマ『六番目の小夜子』で女優デビューして21年が経っていた。
「『情熱大陸』に出演するということは、ある種その道の“一流”として認められたことを意味します。芸能界でもこの番組に出ることをひとつの目標にしている人は多いので、松本さんも感慨深かったはず。業界視聴率も高い番組ですから、松本さんのまた別の一面が出て、オファーも増えるのではないでしょうか」(前出・芸能記者)
松本は15日、同番組放送後にインスタグラムを更新。「もう本当に、本当に、ありがとうございました」と書き出し、「情熱大陸にいつか出れるような人になりたいと密かに思っていた。まさか叶うとは。でもいざとなると怖かった。放送されるのがとても怖かった」と、本音を明かした。
さらに、「幸せ者ですね。自分の番組を見て泣くことはないですが。心根に触れ、涙しました」とコメントした。
松本は同番組の密着の中で、「嫌われるという事に対して、すごい恐怖心がある」と発言。その理由として、過去に他人から嫌われたり、興味を持たれないことがあったとし、その恐ろしさをいまだに感じることがあるという。
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中学生の頃にスカウトされて芸能界入りするも、売れることなく下積み期間は18年。苦労した時代にはさまざまなことがあったと想像できるだけに、松本の言葉は耳にする以上に重たい。