室伏広治氏が“10万人に1人”の難病に。その裏で「日本は信用できない」五輪予選の中止相次ぎ世界中が大混乱

2021.04.07
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by tututu
室伏広治
 

アテネオリンピックの男子ハンマー投金メダリストでスポーツ庁長官の室伏広治氏(46)が難病の悪性脳リンパ腫であることがわかった。デイリー新潮が報じた。7月に開会式を迎える東京オリンピック・パラリンピックのキーパーソンといわれる室伏氏だが、闘病生活は数カ月に及ぶとみられている。一方、本番を間近に控える中、各競技で予選の開催が見送られるなど混乱が続いている。

室伏広治長官が10万人に1人の難病に

頑強な肉体の持ち主である室伏氏が、10万人に1人ともいわれる難病の「脳原発性悪性リンパ腫」と闘っていた。

記事によると、室伏氏は昨年秋ごろから歩行に苦労するようになり、転んだりもしたため検査を受けたところ、脳に腫瘍が見つかったという。すぐに開頭手術を受けると、脳原発性の悪性リンパ腫であることが判明した。

すでに闘病生活を送っており、入院中は病室で公務を行い、3月中旬には自身の骨髄の細胞を取り出す手術を受けた。

4月半ばに再び入院する予定だといい、順調にいけばゴールデンウィーク明けには完治し、退院できる見込みだとされている。

しかし、手術後は免疫力が極端に低下することから、人と接することは難しく、7月から始まる東京五輪に間に合うかどうかは定かでない。

心配の声が上がる室伏氏だが、 「これまでも公務に支障をきたさないよう努めており、今後もオリンピック・パラリンピック東京大会の開催に向けて、関係者と一丸になって全力で務めてまいります」とコメントしている。

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日本のコロナ対応の不備で予選の中止相次ぐ

3カ月半後に迫った東京オリンピック・パラリンピックだが、競技によっていまだ予選が行われていないなど混乱が続いている。

国際水泳連盟は6日、日本で予定されていた東京オリンピックの予選の開催を中止すると明らかにした。

対象となったのは、今月18日からの飛び込みのワールドカップと、来月1日からのアーティスティックスイミングの最終予選、それに来月末に福岡市で予定しているマラソンスイミングの最終予選のあわせて3つ。

NHKなどによると、日本の新型コロナ対策などへの不満から中止したい意向が示されたという。

これを受けIOCや政府、日本水泳連盟、組織委員会が協議し、延期や開催地を変更するなどして、最終予選を実施する方向で調整に入ったものの、具体的な日程等は決まっていない。

また、6日に過去最多となる719人の新たな新型コロナウイルス感染が確認された大阪では、来月8日に予定されていたトライアスロンのワールドカップが中止となった。

関係者が宿泊するホテルなどで、国から求められている隔離条件を十分に満たせないとして、海外選手の受け入れを断念し、中止することを決めたという。

この大会は、東京オリンピックの出場枠に関わるランキングを決めるための重要な大会の1つで、30か国から男女130人の選手が参加する予定だった。

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コロナ対策の不備から中止や延期が相次ぐ予選。現在行われている聖火リレーでは各地で密状態が発生するなど、課題が浮き彫りとなっている。

果たして東京オリンピック・パラリンピックは開催できるのだろうか。新型コロナウイルス感染者が増えるにつれ、中止ムードはさらに高まりそうだ。

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