それと、もっと大切なことは…劣等感に苛まれて孤独を感じているときって、社会的な地位とか、資格とか、何かと「カタチのあるもの」で自分の存在価値を高める方向に、一人で頑張りがちです。
ですが、実は「カタチあるもの」を身につけようと一人で頑張るよりも、もっと素直な自分をさらけ出し、耳の痛い話なども素直に受け入れながら自分の内面を磨くことの方に頑張った方が、劣等感や孤独感から早く抜け出せるということは、知っておいた方がいいかと思います。
そして、他者や社会に受け入れられるのは、
「社会的な地位や能力など、目に見えたりカタチあるものをたくさん持っているからではなく、内面の豊かさを持っているから」
ということが腑に落ちると、「自分以外は敵」といった不安と緊張に満ちた世界観から抜け出して、自分らしく生きることが容易な世界観を手にすることができると思います。
そのためには、「イタい自分をさらけ出す勇気」を発揮する必要があります。これまでなら、
「こんなこと言ったら嫌われる」
「こんなこと言ったらバカにされる」
「こんなこと言ったら笑われる」
そう思って、自分の本音を押し殺してしまったような場面でも、勇気を振り絞って言ってみる…。自分の本音を言えているという実感が積み重なると、「自分以外は全て敵」みたいな孤独の恐怖に覆われた世界観を払拭することができると思いますよ。
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