そろそろ変わろう。日本が“強い人間”を作らねばいけない6つの理由

Houses of Parliament of Japan
 

5.お金持ちの利権が優先される?

なぜ、政府やマスコミは日本国民の利益より、外国の利益、外国投資家の利益、外国企業の利益を優先するのでしょうか。

その理由の一つが「利権」です。外国政府、外国企業には秘密の工作資金があり、そこから報酬を得たり、名誉が得られたり、天下り先が確保されたりすることがあるらしい。国家として一千億の利益を得られるなら、個人に一億支払っても安いものです。意志決定権を持っている偉い人を買収すればいいのですから。

残念ながら、国民生活の向上のために政治家や官僚が働いても給料は増えません。そもそもそれが正規の仕事ですから。

勿論、政治家や官僚が悪いことをするはずがない。日本人のために働いているに違いない。企業も同様です。日本企業の経営者が自社の利益だけを追求して、日本経済に打撃を与えるようなことをするはずがない。企業秘密を海外に漏洩するはずがない。そう信じたいのです。

しかし、米国のワクチンや治療薬はすぐに認可されるのに、日本製の治療薬は認可に時間がかかります。あるいは、効果があるとされている治療薬も認可されずに塩漬けにされていることもあります。その理由は不明です。

なぜ、グローバルな製薬会社が優遇されるのか。例え、グローバル製薬会社が大学の研究機関に多大な寄付をしたとしても、あるいは担当の官僚に天下り先の国際機関を紹介したとしても、そんなことに関係なく国益を優先すべきでしょう。

国連に中国が多大な資金援助をしたとしても、国連は正義を守らなければなりません。しかし、新型コロナウイルスの発生に関する調査は進んでいないのです。

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正義は金に負けたのでしょうか。そうだとすれば、お金持ちだけの幸せが優先され、人類の幸せは後回しにされているということになります。

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