オープン当時より3倍以上の売上になったカフェが「テコ入れ」したこと

 

<低単価高頻度業態としての立ち位置>

上記を考えましたが絶対に忘れてはいけない視点も。それは「足元商圏」に支持されなければ成り立たないという事です。カフェ業態ですのでいわゆる低単価高頻度業態の位置付けです。そのため大切にしていたのが、

  • 名物カテゴリーはぶらさない
  • 毎月月替わりでメニュー開発
  • ドリンクとスイーツは常にトレンド追っかけ
  • LINE獲得の最大化

この辺りをやり切るようにしました。物凄くシンプルなのですが、逆のお店って多いですよね。

  • 名物は特に見当たらない
  • 最後の商品開発が一体いつかわからない
  • 料理がいつも古臭い
  • 情報発信媒体がない

当たり前力の差って本当に大きいなと思います。一つ一つ振り返っていても、

  • 名物カテゴリーはぶらさない
    →客数対比で80%以上の注文カテゴリー
  • 毎月月替わりでメニュー開発
    →作りやすいものではなく名物になり得る4番バッターメニューを考え、毎月交差原価率を確認する
  • ドリンクとスイーツは常にトレンド追っかけ
    →テレビでの特集やコンビニスイーツ、PinterestやInstagramでのビジュアル把握
  • LINE獲得の最大化
    →新規客数に対して10%以上の獲得率、開封率は80%以上をエンゲージメントに、毎月の取り組みを雑誌風に訴求

などなど、この辺りを仕掛けていました。

<目的来店性の要素>
上記は「足元商圏」の話。しかし14時以降はスイーツカテゴリーの集客力が強くどうやら「広域商圏」での集客比率が高いことがわかりました。(『飲食・デリバリー企業向け/業績アップメルマガ』2022年8月29日号より一部抜粋、続きはご登録の上お楽しみください。初月無料です)

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関西学院大学卒業後、新卒で船井総研に入社。当時史上最年少にてフード部のマネージャー職へ。その後事業承継と起業を行い、 京都にて外食・中食業態を複数経営しつつ、多くの企業をサポート。事業規模は年商2,000万~1兆円企業まで幅広いです。外食/フードデリバリーが専門領域なので、それについての情報を書いています。

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