バレたくない高知県警の大ポカ
2022年9月、千葉県松戸市の小学1年生が行方不明になった事件で、10月5日に江戸川で遺体が見つかり、8日には本人と確認されてご遺族のコメントがニュースで流れた。
報道をみれば、警察は河川敷に上がる南朝芽さんの姿を捉えたドライブレコーダーを見つけている。一方、高知県小学生水難事故は、ドライブレコーダーの捜査などは「そ」の字も出ていないという。
結局、ご遺族の岡林さんがSNSなどを使って求めたのだ。
司法解剖についても、医療記録では、司法解剖が望ましいと書かれているが、遺族には解剖しても無駄だと刑事が言ってのけているのである。遺族は何時間も水に浸かっていた我が子の遺体を傷つけたくない、こう言われれば、司法解剖をしないものだ。
高知県警は再捜査という概念はなく、未だに捜査中のようなものだというのだ。
全国から何十万人の署名が届こうが、どうせ風化するとたかをくくっているのである。
岡林さんからのメッセージ
2019年8月22日
この日、私たちは遺族となりました。
最愛の息子を亡くし、その後を取り巻く環境に翻弄され、早3年が過ぎました。
数々の証言や目撃情報も多数あり、事故当日の背景が少しずつ見えてきました。
そして、事故以来続くSNSでの誹謗中傷。
そんな中、唯一の救いは地元での中立の立場の皆様とSNS等で「頑張れ」と支援して下さる皆様のお陰で、今を頑張って生活出来ています。
敢えて、今置かれている状況は説明しません。
日を重ねる毎に、募る優空との7年間。
共に喜び、笑い、泣き、喧嘩もしました。
それでも、もっともっと一緒に居たかった。
前を向き進んだとしても、この思いは深まると思っています。
応援して下さる皆様に。
これまでの感謝と引き続きのご支援を宜しくお願いします。
岡林 宏樹
最後に
1人でも多くの方に、この理不尽な事件を知ってもらいたいと思う。
絶対に風化させてはならない。
そして、ダラダラと第三者委員会の設置を引き延ばす南国市教育委員会には、いい加減に白を通り越して、これがまかり通る「いじめ防止対策推進法」とはなんだ?と言わざるを得ないだろう。
他人事ではなく自分事で、そう考えて行動しなければ、この世界は嘘まみれになってしまうだろう。
編集後記
高知小学生水難事故の公式ホームページは下記の通りです。
ぜひともSNSなどでシェアしていただき、疑問と思うことをそれぞれに呟いたり、共有したり、話し合ったりしてもらえればと思います。
また、ご遺族の岡林宏樹さんのTwitterは下記のアカウントになります。
ぜひともフォローして頂ければと思います。
本件については、本当に不可解なことや行政の機能的破たんとも言える問題、また、妨害勢力や実際の嫌がらせが未だに発生しています。
この件を取り上げている私にも、多くの誹謗中傷や直接の嫌がらせが未だに絶え間なくある状態ですから、闇の深さがよくわかります。
かなり多くの方が知って頂けているようですが、未だに知らない人も多いので、ぜひとも知らない人にも伝わるようにご協力頂けたらと思います。
さいごに
優空君のお母さんが言った言葉が未だに私の心に刺さっています。
「お母さん、ただいま。遅くなってごめんね。って帰ってくるような、今はもしかしたら夢なのかな」
亡くなっているんだ、その認識はハッキリあります。身内を亡くした方は共通するものがあるかもしれません。こう思うときは誰にもであるのではないでしょうか。
少しでよいのです、ほんの1分でも、目をつぶって想像してみてもらえればと思います。
その悲しみの深さを。
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image by: 伝説の探偵