被害者家族を分断し周囲の人間のコントロールをも試みる神戸市教委
―― 信用できないし、報告内容自体に証拠価値は薄いし、そもそもこの第三者委員会の根拠となるいじめ防止対策推進法を冒とくしているとも言えますね。改めて、聞いて、その酷さが臭ってくるほど、酷いと思います。最後に、読者の皆さんに何か伝えたいことはありますか?
(被害者家族)神戸市教委による被害者は、徹底的に家族を分断され、それでも対象者をコントロールできないと分かると、今度は被害者に対する周囲の人たちの見方考え方をコントロールされます。被害者たちが連携して声を上げてゆく必要性を強く感じています。>
―― ありがとうございました。
いつ同じ立場になってもおかしくない日本全国の子を持つ親
ハッキリ言って、いじめの被害は被害者の落ち度などはなく、加害者の選択に過ぎない。神戸市小学生いじめ隠ぺい事件も同様、被害者に落ち度は1つもない。無さ過ぎたから、嘘をつかざるを得なくなって、結局、証拠よりも嘘の証言に重きを置くという、意味不明な説明を第三者委員会がしたわけだ。
お子さんがいる親世代の方々、気が付いてほしいのは、いつあなたが同じ立場になるかわからないということです。そして、現対応が是とされる限り、改善の余地はありません。
成功している地域をモデルとしても、その中心にある志と理念がなければ、必ず同じ過ちを犯すはずです。いじめ対策は、仕組みも大事だが、それを使う側の理念と志が何よりも大切です。
これは私の勝手な思いですが、本件、神戸市小学生いじめ隠ぺい事件は、首長による第三者委員会を早急に組織し、前任調査の在り方の検証を含め、直ちに改善をしなければならないと思います。
事件は議会でも起きているかもしれないが、本当の被害者と加害者がいるのは現場です。現状も理解できない、把握を紙の上でしかしてない為政者は、ハッキリ申しあげて偽物のなんちゃって大賞だということを忘れないでもらいたいし、公務員が罰則がないからと法を守らず、中立公正なはずの存在が、嘘をついたと感じさせたらそれこそ役不足ですし、嘘をついたら、存在意義を失う以上の異常事態です。
さらに神戸市については、調べを進めたいと思います。
また、同様被害に遭われている方などいましたら、メッセージを頂けたらと思います。
この記事の著者・阿部泰尚さんのメルマガ
image by: 神戸市