衝撃の「時給2万円」。それでもガイドラインに違反する神戸市いじめ調査委員会のあり得ぬ対応

 

教頭が被害社宅に送りつけてきた信じられない写真

―― 学生の期間は有限ですよね。こんなに時間をかけられると、教員側は逃げがききますね。

(被害者家族)「重大事態認定後」まもなくの2021年4月1日には、校長以外の教頭や担任などの事件関係教職員がなぜか全員異動となり、翌年度には校長が表向き「退職」し(実際は教育委員会付となっていると聞いています)、さらに驚くことにこの2023年4月には、嘘をつきいじめを放置し続けた教頭が、処分を受けるどころか他の市立小学校の校長に昇任しています。元教頭は、息子が登校できず心身症状が出ている事を知りながら「早く出てきた方が良い」とか、すでに欠席届を提出しているのに「給食をとめるかどうか」等、とんちんかんな発言を繰り返していました。

 

元校長は、代理人として弁護士がこちらに就くまで、開示しなければならない学校評価制度のアンケートを被害者からは取らず、結果も知らせない、わが家にだけ「全市対象」の全保護者に対して行うべき案内を配布しない、配布すべきタブレット端末も配布しない等、極めて悪質な不当行為を被害者家庭に続けました。

 

その後も加害児童達が楽しく学校生活を送る写真を送付してくるなどの嫌がらせが止まないため、現在は学校からの送付物も代理人宛に送付されている状態です。

―― 元教頭…。あまりに不登校への理解がないというか、逆効果な対応をしてきたわけですね。残念な人ほど出世してしまう、一般社会でもアルアルですが、異動も考えると、逃げ得をしようとしたとも思えますね。

(被害者家族)2021年5月、面談で教育委員会は「不登校への教育委員会の対応の問題については、対象となるかは調査委員会次第」「調査委員会第1回か事前準備段階で保護者の話を伺う場を設ける。そこで目的の共有化をはかる」とはっきり回答しました。

 

2021年11月、教師の不適切指導やいじめへの対応、登校圧力、教育委員会事務局からの家庭への脅迫行為の内容、元校長の就任より当該小学校に不審な多くの児童転出が見られること、いじめは上級生からも行われて目撃者もいることなどの意見陳述を行い、そこで調査委員会と目的の共有化をはかりました。

 

しかしそれも嘘で、私たちは調査終了まで本当の調査目的を開示されないまま、調査に協力させられ、証拠を提出することになりました。

この記事の著者・阿部泰尚さんのメルマガ

初月無料で読む

print
いま読まれてます

  • 衝撃の「時給2万円」。それでもガイドラインに違反する神戸市いじめ調査委員会のあり得ぬ対応
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け