スピーチのプロが警告。“パワーワード”に頼らず地に足をつけた自分の言葉で話すことが重要なワケ

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自身の発言にインパクトを加える目的で用いられがちな「パワーワード」。しかしあまりに頻繁に使用しすぎるのは却って逆効果になってしまうようです。今回のメルマガ『スピーチコーチ・森裕喜子の「リーダーシップを磨く言葉の教室」』ではスピーチのプロである森さんが、パワーワードを使う際に必ずすべきことをレクチャー。さらに「パワーワード依存」のリスクを詳しく解説しています。

※本記事のタイトルはMAG2NEWS編集部によるものです/原題:パワーワードに振り回されるリスク

パワーワードに振り回されるリスク

ビジネスシーンでは、多くのパワーワードが踊っています。

例えば「ビジョン」や「ミッション」。

これらの言葉、普段、自然と口から出ているのではないでしょうか。

パワーワードを使うと話が魅力的になるような気分になります。

実際、立派な内容に聞こえるものです。

でも、このようなパワーワードには、今の時代、要注意だと思うのです。

最近はあまりにも頻繁に使われているため、その言葉の価値はコモディティ化して本来の重要性は失われています。

よって、過度に使用するとその意味が薄れ、効果も薄れる。

よくあるフレーズやキャッチフレーズに捉えられてしまいます。

情報が多く、それらを巧みに使う人もいて、あらゆるかっこいい言葉、すごいフレーズはいやというほど世界を席捲しており、私たちはそんな状態に慣れすぎてしまいました。

ですからパワーワードを使う際は、パワーワードだけに頼らず、その言葉を選んだ背景や意味を明確にし、適切なコンテキストで使用することを決して忘れてはいけないのです。

パワーワードに頼ってしまうと、話は一気に客観的に傾いて、意図をしない一般化が起きてしまい、つまり聴いている人が自分ごとにしづらくなります。

「すごいこと言ってるけど、なんだかピンとこないな」

そんなふうに感じられてしまうのです。

パワーワードを使えば、モチベーションが上がり、その強い憧れに似たような気持ちによって行動が起こる、という幻想は、もう捨て方がいいかもしれません。

パワーワードに依存しない。

地に足をつけた自分の言葉で話す。

それがたとえ地味な言葉であったとしても、逆にリアリティを持って聞き手に伝わる時代になっていく、そう思います。

(この記事はメルマガ『スピーチコーチ・森裕喜子の「リーダーシップを磨く言葉の教室」』2024年4月22日号の一部抜粋です。この続きをお読みになりたい方はご登録ください。初月無料です)

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清泉女子大学英文学科卒後、大手印刷関連会社で勤務。その後、ジャズボーカリストの夢を叶えるが、挫折。外資製薬会社に転職しマーケティング部でハードな業務に取り組む中、外国人のスピーチやプレゼンに多く触れ、日本人リーダーの発信力向上の必要性を痛感。30年以上に渡る声の経験にマーケティング、イメージコンサルティング、コーチング、リーダーシップ各論を掛け合わせ、2011年「ボイスイメージ®コンサルティング(VIC)」メソッドを開発して独立。業務で聞いたクライアントのスピーチプレゼンの数は1万回以上(延べ数)。顧客の可能性を引き出すスパルタトレーニング、わかりやすい理論と分析、柔軟に対応できるコンサルティングを得意とする。

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