自社ビル建設を最優先、街の商店はないがしろに…
こうした“遺恨”から約20年、当時の建物も住民も高齢化したなか、集英社は2026年に創業100周年を迎えることもあり、それに合わせて、この第2本社ビルの建て替え=靖国通りまで地上げして、そうなればもっと容積率もアップした高いビルが建てられ、結果、土地価値も増すということで計画していると、反対派住民はいう。
「靖国通り沿いのこの神田神保町3丁目一帯はすでにシャッター通りとなっているところもある。集英社は『少年ジャンプ』で男の子、かつての『週刊明星』などで女の子に夢を売りながら、街の商店と共に町全体を盛り上げる意志はなく、自社ビルの建設しか考えが行き届かない。こうした上層部の考えに、この地で古くから土地に根づいている住民は残念がり、また反発しているのです」(関係者)
(本記事は『アクセスジャーナル・メルマガ版』2024年5月20日号の一部抜粋です。同号では以下の記事を掲載しています。初月無料でお読みになりたい方はぜひご登録下さい)
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