自民総裁選「ビフォーアフター詐欺」に注意!小泉進次郎のケツ持ちは森喜朗と菅義偉、「古い政治」の再シュリンク被害ふせげ

 

国民はいつまで自民党の詐欺に騙され続けるのか?

しかし、だからといって自民党にこのまま政権を任せ続けて、この国の政治がよくなるだろうか。冷静に考えれば、自民党総裁選が、結局は麻生副総裁や森山総務会長らのシナリオ通りに動いているのがわかるはずだ。古い政治からは一歩も抜け出していない。

小泉進次郎氏を担ぎ出す動きは森喜朗元首相らが仕掛けたものだし、現職の大臣たちが一斉に名乗りをあげたのも、岸田首相が閣議の席上で“解禁”したからだ。いわば、つくられた「百家争鳴」だ。

そうして派手な総裁選を繰り広げ、そのムードに乗って総選挙を制することができれば、自民党は裏金問題などなかったかのように父祖伝来の派閥政治をちゃっかり復活させるだろう。

そんなことはないと言うのなら、その保証に、これまで自民党を牛耳ってきた長老とか実力者とかいわれる人たちは、こぞって政治の場から去ればいい。

彼らがいる限り、その安住の地を確保するため、古臭い政治力で根本的な党改革を阻止するにちがいないのだ。ごまかされてはならない。「総裁選ショー」に目くらましを食らって大損するのは、今を生きる一人一人の国民である。

この記事の著者・新 恭さんを応援しよう

メルマガ購読で活動を支援する

 

新 恭さんの最近の記事

【関連】自民総裁選、党員票の勢いは「高市早苗氏が最有力」小泉・石破・河野各氏をすでにリード。永田町震撼の最新情勢を京大教授が解説

【関連】自民総裁選後の日本に2つの選択肢。自国連立政権で玉木雄一郎「新総理」誕生か、枝野幸男内閣成立か?10月解散風もう止まず

image by : 総裁選2024 |自由民主党

新恭(あらたきょう)この著者の記事一覧

記者クラブを通した官とメディアの共同体がこの国の情報空間を歪めている。その実態を抉り出し、新聞記事の細部に宿る官製情報のウソを暴くとともに、官とメディアの構造改革を提言したい。

有料メルマガ好評配信中

  初月無料お試し登録はこちらから  

この記事が気に入ったら登録!しよう 『 国家権力&メディア一刀両断 』

【著者】 新恭(あらたきょう) 【月額】 初月無料!月額880円(税込) 【発行周期】 毎週 木曜日(祝祭日・年末年始を除く) 発行予定

print
いま読まれてます

  • 自民総裁選「ビフォーアフター詐欺」に注意!小泉進次郎のケツ持ちは森喜朗と菅義偉、「古い政治」の再シュリンク被害ふせげ
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け