ラーメン業態で「年商20億円突破」を実現。飲食のプロが明かす戦略と現場改善の全貌

 

■立地について

業態を王道で攻める場合、次に大事なのが立地になってきます。王道だったとしても、やはりラーメンは非常に店舗数も多いです。

もし駅前から離れていて、その間に魅力的な店が多々あると、どうしてもそこに対する勝ち筋が難しくなってきます。そのため、こちらが出店されているのは大きく分けて2つあります。

1. 路面型

この路面型に関しては、乗降客数が一定ライン以上の駅前という条件をつけ、かつメインの出口から徒歩3分以内に出店する、というのが一つのルールになっています。

もちろん坪家賃は非常に高いのですが、それ以上に売上を上げることができるか、ここがポイントになります。実際、標準フォーマットは20坪から30坪ほどですが、しっかりと売る店は単店で月商2000万円を超えてきます。

坪売上が100万円となってくると、坪家賃が3-5万円であったとしても家賃比率3-5%なので十分に採算が合います。

店前交通量も多く、検索ボリュームも多く、競合多くとも立地で差別化できて確実に売上を伸ばせる立地かどうかを最優先で見ているのが、この路面型になります。

2.ビルイン型

ビルイン、すなわち商業施設ですね。この商業施設に関しては基本的には駅直結型のビルを優先的に出店するようにされています。

郊外型のららぽーとなども、もちろん選択肢に入ってくるかもしれませんが、上述で客層の幅は広いと言っても、基本的にこちらのご支援先の店舗のメイン客層はビジネスマンの方になってきます。

そのため、昼間人口が非常に大切になってきますし、そこで集客できるビルインは何かとなると、ショッピングモール型よりかは、駅前直結のビルイン型の方が相性が良いということで、このビルインを選ばれています。

ただ、良いビルインもかなり家賃が上がってきています。

こちらの支援先では、坪家賃7万円までは採算が合う計算になるので、そこまではオファーの中で交渉しますが、最近はそれに対して8万円や9万円を提示してくる競合も出てきました。

そうなってくると、正直そこには勝てないので、今後はそこが課題ではあります。

とは言え、坪売上が100万円に達するのであれば、坪家賃7万円でも家賃比率は7%に抑えられます。その分、しっかりとL比率を下げることができれば、十分に採算が合ってきます。

■戦略面まとめ

1. ラーメンの中でも王道の業態を選択する。

2. その中で、何よりも立地にこだわる。

シンプルですが、この2点において、それぞれ定量的な基準値を明確に定めています。

その基準値以上の物件を確実に押さえることができているため、現在のところ非常に高い成功確率で店舗展開を実現されています。

■戦術で強化する3つの事

戦略が良くても戦術が微妙であれば、リピートのお客様がつかないので売上を伸ばすことができないのが飲食業界。

そのため、こちらでは戦術面で3つの大切なポイントがあります。

1. 3分以内提供率

2. ボリューム当たり価格力

3. 月1の商品開発

それを後述していこうと思います。

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