抱きしめられずに育った子供は自己肯定感も他者信頼感も低くなる

 

スキンシップの効果については、多くの専門家が指摘しています。まず、身体全体で親の愛情を実感できるので、子どもの心が満たされて安定します。当然けんかも減ります。

「自分は受け入れられている。愛されている」と思えるようになるので、自分の存在を肯定できるようになります。つまり、自己肯定感が持てるのです。それによって、遊び、生活習慣、勉強など、何事においてもがんばるエネルギーがわいてきます。

また、親に対してはもちろん、親以外の他者も信頼できるようになります。つまり、他者信頼感です。それによって、人とよい関係が築けるようになります。

スキンシップが足りないまま育つと、自己肯定感も他者信頼感も今ひとつという状態になります。すると、がんばるエネルギーもわいてきませんし、兄弟や友達とよい人間関係を築きにくくもなります。

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5年連続でメルマガ大賞の「教育・研究」部門賞を受賞!家庭教育メルマガの最高峰。教師生活23年の現場経験を生かし、効果抜群の勉強法、子育て、しつけ、家庭教育について具体的に提案。効果のある楽勉グッズもたくさん紹介。「『親力』で決まる!」(宝島社)シリーズは30万部のベストセラー。

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【著者】 親野智可等 【発行周期】 不定期

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