で、今日のお話はここから。この恐ろしーコミュニケーション不全をどうやって乗り越えるかです。
ここからは、男性読者にお願いしたいんです。これを回避するのは、主として男性のタスクです。この話の根源にあるのは、男性の危機察知レーダーのニブさです。まあ、察する能力の低さと同じ意味ですね。結局のところ、これをなんとかする必要があるわけですよ。
んじゃ、ドーするのか。
正直なところ、なにか問題があったときの相談にちゃんと乗ってあげてしっかり話ができればいいんだと思うんです。
…でもさ、いつが「問題があったとき」なのかがわかるくらいなら、そのニブくないんですよ( ̄∇ ̄)。なので、問題が起こる前になんとかフォローした方が確実なんだろうと思うんです。うん、多分。
この「問題が起こる前に」って、どうやるのかなんですが、それは毎日「今日はなにかあった?」と訊いてみることです。あ、いや、その、もったいつけてソレかよとか言わないでくださいね。だって、問題は起こってないわけなんだから、こういうセリフになるじゃないねえ?
なかった日の会話は、問題解決型の男性脳からすると、実にくだらなくつまらなく感じられるかもしれません。ですが、問題があったときに素早く察知できないかもしれない以上、こういう風に毎日聞くのが最も確実なはずです。
なので、これをくだらなくつまらないと言わずに、毎日訊いてみてほしいんです。意外と重大な家族の問題が発覚するかもしれないし、なによりオクサマと認識を共有できるんです。問題や危機をオクサマ独りで抱え込んでしまうのを防げます。
「ウチは大丈夫♪」。このセリフが出て来たら、ご夫婦でよくよく話し合った方がいいのかもしれませんよ。
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