「だんご3兄弟」という歌があった。その歌詞の中に「自分が一番、次男」という部分がある。次男は常に長男を追い越そうとする本能的な闘争心があるようだ。
日本と韓国はちょうどこの歌詞のように、「自分が一番、韓国」という感じなのである。歴史的には中国(長男)、韓国(次男)、日本(三男)の順序だと思うけれど、いったんサッカーとなれば、「自分が一番、韓国」なのである。
上の韓国の解説者の言で泣かせるのが、「本能を隠せなかった。敗れたチームには申し訳ない」と語っている点だ。彼らがアンチ日本になるのは、本能なのである。きれいな女性を見て気分の悪くなる男はいないはずだ。本能だから。そのレベルで「本能的に」サッカーでは日本に負けてほしいのである。
解説者がどんなことを言おうと、それにいちいち腹を立てる自分は今はいない。言わせておけというのが今の筆者の心情である。サッカーでは「本能的に」アンチになっても、仕事や付き合いとなるとまた別だ。筆者も大好きな韓国人がたくさんいるし、韓国の人もつきあいのレベルになるとアンチ日本ではない。シンパ日本が大部分だ。全てをなげうって筆者のためにしてくれる韓国の人もあまたいる。
だから告白すると、ワールドカップの放送(日本の関係するゲーム)は、ミュートにして見ている。ゲームだけ見ていればそれが一番だし、こいつ何をほざいているんだ、などとストレスを受けずに済むからだ。
なにはともあれ、ロシアW杯(日本)は終わった。8強まで行ってほしかったけれど、あれだけやれれば「すごい! よくがんばった。日の丸戦士よ」と言ってあげたい。次のW杯では久保タケフサなども出てくる。また楽しみが待っていてくれるじゃないか。4年後に期待しようではないか。
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