サラリーマン人生、40代ともなると同期でも昇進の差が開き悲哀を実感しますが、20代のうちはそんな未来を想像し難いものです。学歴やコネが無くても年収1,000万円になれるスキルをセミナー等で多くの人に伝えている佐藤しょ~おんさんは、自身の無料メルマガ『サラリーマンで年収1000万円を目指せ。』で、「明るい未来を望むなら若いうちからデザインしておくべし」と力説しています。
おバカは未来をデザインしない
人生、40歳を超えると急激に時間の流れが速くなることを実感します。ところがこれは、若い頃には全く実感出来なかったんですね。私だって若い頃は、永遠にこの20代が続くと考えていましたから。
永遠に続くと考えるから、未来の事を切迫感を持って考えないんですよね。いつでもやり直せるし、いつでも今と同じ知力と体力を発揮できると考えるわけですから。
それが間違いだと気付いたのが、私の場合には、20代のお終いくらいでした。それまではいくら飲んでも、徹夜で遊んでも、ちょっと居眠りをしたら回復した体力が、全く元に戻らないことを実感して、歳を取るってこういう事なんだなと気付いたモノです。
この頃に、ボンヤリと、これからの未来をイメージして、準備出来ることはやっておかないとマズいんじゃないのかと気付いたんです。
二日酔いとか、体力とかなら、無視しても人生に大きな影響はそんなに無いんですよ。でも私という人間のありとあらゆる局面で、このような能力の逓減が起こるとしたら、遠い未来に一念発起して、ヤル気になったとしても、
■ 残念でした、それは10年前に締め切ってしまったのよ♪
って言われる可能性があるということですよ。一番分かりやすいのは、身体を使うスポーツ関係ですよね。30歳になってからプロスポーツを目指すとか、それからオリンピックに行きたいとか思っても、どうやってもムリですよね。
これと同じ理屈で、他のジャンルでシャットアウトされちゃうモノって、ホントに無いの?あるとしたらそれは何?いつまでなら間に合うわけ?ということを考え始めたんです。そうしたら、自分の人生が徐々に詰みに向かって進んでいることを自覚したわけですよ。当時28歳くらいで、アメリカにはいましたけど、帰国後の進路も方針も、寄って立つところも、やりたい事も何もありませんでしたから。
これじゃ帰国してもなんにもならないんじゃないの?と不安になったんですが、案の定、帰国後にその予感は的中します。結局、渡米前にやっていた携帯電話の仕事を、会社は替わっても続けることになりましたから。これじゃなんのために、英語を勉強したのか意味分かりません。
といっても今考えたら当たり前なんですよ。だって当時の私は英語が少しだけ話せる、でも他になんのスキルも経験もないタダのデクノボーだったんですから。