「よろしかったでしょうか」を使う人が軽蔑されても仕方ない理由

 

特に「よろしかったでしょうか?は最近のおバカちゃんのトレンドで、この言い回しを使って人に何かをやらせようとするケースが、都会ではメチャメチャ増えているんですよね。素直に、「~して下さい」とか、「~して頂けますか?」って言えば良いのに、何をどうひねくり回したらこんなヘンテコな日本語になるんでしょうか。

とある外資系の会社でコンサルをしたときに、ユーザーサポートのマニュアルに、この表現を見つけたときには、アゴが外れるくらい驚いて全力で修正させましたから。

通じるんだから良いじゃないか、こういう表現の何がいけないんだと思う人もいるでしょ。だからわざわざメールマガジンで解説してるんですよ。こういう間違った日本語を使うと、それが間違いだと分かっているオトナは、

 ● この人ってこの程度の知識しか持っていないわけね

と理解して、それ以降はそういう扱いをされてしまうのです。そして困ったことに、本人はそのような一段下の扱いをされていることに気付かず、よしんば気付いたとしても、それがどこに起因しているのか分からないのです。

私も自分で知らないうちに、自分よりも上の階層、レベルの人に同じような失敗をして、ネガティブなレッテルを貼られているのかも知れません。でもそれって本人は気付かないモノなんですよ。そうやって知らないうちに人生で損をしているわけですよ。だから、そういうリスクを減らすために勉強が必要なんです。

今日のネタを読んだ人は、この言葉は使わないと決めて、このフレーズがつい口から出てしまわないように、細心の注意を払う(それが頭を使って生きるということです)と良いと思いますよ。

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【著者】 佐藤しょ~おん 【発行周期】 平日刊

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