親に怒られ続けている子と授業を落ち着いて受けない子の共通点

 

祖母さんの突然の他界。驚かれたでしょうし、とても悲しかったと思います。が、私たちは辛い時弱っている時ほど人からの施しに敏感になります。

今まで怒ってばかりだったcococoさん、長男さんからするととても強い人に見えていたでしょう。

でもずっと泣いている姿、弱っている姿を見た時に、いつもと違うお母さんを感じてとても驚きそして心配になったのだと思います。

初めてのお葬式の雰囲気、泣き続けるお母さんの姿は、とても不安だったでしょうが、下の子の面倒を見ながら大人しくしていた長男さん。きっと頑張って不安と闘っていたのでしょうね。

又、長男さんの言葉も良かったですね。

「もう大丈夫?」「もう泣かない?」たった二言ですが、お母さんを心配していた事がひしひしと感じる言葉でした。

イライラしない生活、笑顔で会話ができる家庭って、とても癒されます。

とご報告くださったcococoさんに「あれからどうですか?」と聞いてみましたら、

今も穏やかな状態が続いています。長男はもともとやんちゃな子でもあったので、少々羽目を外す事もありますが、変われば変わるもので「多少やんちゃでも元気なのが一番」と思っています。

 

以前、パピーさんが「迷惑を掛けたら親が謝ればいい」と言われていて「そうなる前に何とかしたい」と必死でしたが、今は、叱らなくても迷惑を掛ける事はあまりないんだな?と分かって、逆に「あの頃、なんであんなに怒ったんだろう」と思っています

とお返事頂きました。

私たちにはどうしても「思い込み」があります。

「手がかかる」とか「言うことを聞かない」という思いこみがあると、その場面になると“怒りたくなるスイッチが入ってしまうんですね。

ですが、それって実はそんなに言わなくてもいい場合が多いのです。

cococoさんも言われていましたが「そうなる前に何とかしたい」という思いが、どうしてしつこく言ってしまったり、怒ってしまう原因になるんですね。

怒っても怒っても、子供が素直にそれを受け入れる事はありません。

ちょっと見方を変えて頂く事ができると“怒りたくなるスイッチ”を入れずに済むかもしれません。

image by: Shutterstock.com

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【著者】 石神明生 【発行周期】 毎週日曜

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