このように、膨大なデータを入手することがより簡単にできるようになると、今の売れ筋情報はもちろん、お客様が何かを買う時の傾向が、推測できるようになります。いわゆるビッグデータ分析ですよね。ということは、このようなデータを活用すれば、お客様が「何が欲しいのか」、「今、何に困っているのか?」ということを、先手を打って推測できるようになるわけです。いわゆるお客様の「本音」を見いだすことができるのです。(ここ大事です)
次世代通信規格の5Gが出てくると、通信がスムースになり、IoTで集めることができるデータが、より入手しやすくなるので、お客様の本音を知る機会が増える、と考えるといいでしょう。個人情報の扱いに十分注意を払う必要がある、ということを認識しつつ、このようなデータをもとに、「お客様が本当に欲しいものは何か」を推測して、より喜んでもらえるような商品開発やサービス・おもてなしを考えることが、より身近になる時代になります。
ユニクロだからできるんだよね、ではなく、「うちの会社に当てはめるとどうなるのか?」と、一度考えてみてください。
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