成功者は、いついかなる時でも「一期一会」の精神で人と接している

 

とにかく、たいていの日本企業って、保守的なんですね。

確かに、日本市場が質・量ともに世界のナンバー1であった頃なら、狭い日本の中でそんな閉鎖的な商談、守りの商談をしていても通用してきたのでしょう。

でも、今、世界の食品企業がどんどんビジネスの場を世界に広げて行っている中、いつまで日本国内の小さな世界で、そんな“誇り”まみれの買い付け商談をしているのだろうか?そんな目先の勝負にこだわった売り込み商談をしているのだろうか?っていう気になってしまうんですね。

世界に目を向けると、成長している海外の企業たちは、どんどん世界に目を向けた開発活動、営業活動をしているっていうのに、日本の企業の大半は、今のビジネスを守ることに一生懸命なのか、日本の小さな陣取り合戦で日々消耗してしまっている、そんな感じがしてしょうがないんです。

でもこれって、別に企業に限ったことではなく、わたしたち個人にも当てはまることだと思いません?

今のわたしたちって、ある程度達成してしまっていて、さらに成長しよう!という意欲がない、って感じなんじゃないでしょうかね。

今のままでいいと思っているから、成長することよりも、どうやって維持するか、に心を奪われ、日々の悩みの大半は“どうやって守るか”、となってしまっている。

守るって聞くと、なんだか楽してるような気がしますが、実は、とってもとってもシンドイことなんですよねぇ…。

だから日々、生きるのが辛~~く、感じるんだと思うんですね。

では、何故、そんなに辛い思いをしてまで、守ろうとするのか?

その基本にあるものは、新しいものへの挑戦は、苦痛を伴うし、怖いものだ。という先入観なのではないか、って思うんですね。

日本でそこそこ名の通った企業も、海外に出ればタダの一企業。そこで通用するのは、あくまで“実力”であり、それを説明し、説得するコミュニケーション力なのであって、ネームバリューは関係ない。

日本にいれば、みんながチヤホヤしてくれる。でも、海外に出たら自分から積極的に売り込んでいかないと誰も相手さえしてくれない。そんな環境に身を置くのが、きっと恐ろしいのでしょう。

個人でいえば、会社の中で、ある程度の地位を確立していれば、わざわざ外に出て知らない人に交じって、緊張感を味わう必要もないし、自分より若い人たちに叱られながら何か活動をする必要もない。

でも、実はそうは思っても、やっぱり今の人生には満足していなくて、なんとか変えていかなければ、とは思っているひとたちが多いのも事実。でも、なかなかこの緊張感・不快感を乗り越える勇気がない。

そんな感じなのではないでしょうか。

でも、実はこの緊張感とか不快感って感情、コツさえつかめば、快感にさえ変えることができるんですよ。

成功者たちは、そのコツを知っているから、新しい出会いを快感と思い、だからこそどんどん新しい世界に向かって進んでいけるのではないかと思うんです。

で、そのコツって何だと思います?

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