一方の「関東連合」といえば、酔っぱらった市川海老蔵から元関東連合リーダーの石元太一が六本木の会員制バーで出会い、酒癖の悪い市川海老蔵に切れた関東連合OBが海老蔵に暴行してしまうのです。
さらに、「関東連合」は、六本木で人違い金属バット襲撃殺人事件をおこし、多くのメンバーが逮捕され、リーダー見立真一容疑者が海外逃亡して、ほぼ解散状態にあります。
こうしてみてくると、関東連合のような半グレ集団が、特殊詐欺や偽造カードの不正使用に関わっていたり、海外からの金塊密輸、ボッタクリバーの運営、自動車窃盗など暴力団に近い資金源を持っている印象を持ちました。
AV事務所が関東連合系の会社のはじまりでした(p48)
大金を手に入れると、夜の街に繰り出したくなる人種がいるようです。金を車、酒、女、ギャンブル、VIPルームに使ってしまう人たちです。そして、そうしたお金を使う人に、引き寄せられるように集まってくる人もいるのです。
この本で名前が紹介されているのは、グッドウィルグループの折口雅博氏、大王製紙の井川意高氏、覚せい剤で逮捕された小向美奈子、ABCホームの塩田大介氏。
それ以外は、仮名やイニシャルだらけでよくわかりませんでしたが、お金の魔力の怖さを感じました。ちなみに私はお酒に弱いので夜の街は好きではありません。
大島さん、良い本をありがとうございました。
【私の評価】★★★☆☆(72点)
<私の評価:人生変える度>
★★★★★(ひざまずいて読むべし)
★★★★☆(素晴らしい本です)
★★★☆☆(読むべき一冊です)
★★☆☆☆(余裕があればぜひ)
★☆☆☆☆(人によっては)
☆☆☆☆☆(こういう本は掲載しません)
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