クーデター発生の可能性も。“子飼い”で周辺を固めた習近平が抱える新たな火種

 

余談ですが、今、ロシア軍を押し返し、反攻攻勢がうまく行って勢いに乗るウクライナ軍ですが、近々アメリカからの軍事的な支援が滞ると見られており、そこから一気にロシアに押し返され、戦況が再逆転する可能性が懸念されています。そうなった場合、プーチン大統領に対する反対派は一気に萎み、もしかしたら核兵器使用の脅しを後ろ盾に好き放題するプーチン大統領の姿をまた見なくてはならない状況になるかもしれません。

その時、日本はそんなロシアとどう対峙し、付き合うことが出来るのでしょうか?

私には明るい兆しがあまり見えてきません。

核使用に関する様々なシナリオと憶測が、どうかただの妄想でありますように。

以上、国際情勢の裏側でした。

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