編集後記
現在、いじめ放置などの問題があちこちから噴出していますが、放置、隠ぺいは、いじめ問題では「あるある」の対応と言えます。
あまりに多すぎて、マニュアルでもあるのかと思えるほどです。
特に、文科省の「いじめの重大事態の調査に関するガイドライン」はこれまでのダメ対応などを踏まえて作られたと言えるものですが、読めば読むほど、「あるある対応」だなと腑に落ちます。
だから、様々な対応で、担当者に読んでますよね?と私は尋ねるようにしています。ほとんどの担当者は読んでいますと答えますが、読んでいるのにガイドラインとは真逆の対応をしてくるので、読んだと嘘をついたか、著しく無能か、ガイドラインに反発している行動なのかのいずれかだと思わざるを得ません。一言で言えば、悪質です。
中には、「ガイドラインは法律ではない」と怒鳴ってくる輩もいますから、恥を知れと言いたくなります。
今回の件は、まだ第2弾、第3弾でも問題点を指摘していきますが、「お前もかっ」と突っ込みたくなるかもしれません。
この記事の著者・阿部泰尚さんのメルマガ
image by: Shutterstock.com