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元明石市長の泉房穂さんが「燃やしてまえ」発言の炎上騒動を、今になって「ありがたい」と思うワケ

2023.10.05
by gyouza(まぐまぐ編集部)

10月6日、一つのメールマガジンが創刊します。それが、元明石市長で現在さまざまなメディアに登場している弁護士・政治家の泉房穂さんによる有料メールマガジン、その名も泉房穂の「何でもOK!」です。泉房穂さんは、「人にやさしい街をつくる」というスローガンをかかげ、市政においてはすべてが敵という四面楚歌のなかで、すべての弱者を救済する施策を明石市長として実行に移し、10年連続人口増を実現。明石市を活気ある街へと再生したことで知られています。そんな泉房穂さんが、なぜ「なんでもOK!」という名の有料メルマガの発行に至ったのでしょうか?

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過去の「燃やしてしまえ」炎上発言騒動、昨今のTwitter(現X)のフォロワー急増発言がネットニュースになること、『日本が滅びる前に 明石モデルがひらく国家の未来』など次々と出版される本、そしてメルマガ創刊のことなど、いま最も日本国民の期待を背負っている人物泉房穂さんにいろいろとお話をおうかがいしました。

【第二回】元明石市長の泉房穂さんがNHKを辞めテレ朝に転職するまで「パチンコ屋」で働いていた理由

【第三回】砂漠を放浪、秘書から弁護士へ、大の恩人だった議員の死…。波瀾万丈の元明石市長・泉房穂さんが「何でもOK!」と思えるようになったワケ

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泉房穂さんを一躍有名にした「炎上」騒動

──本日はお忙しい中ありがとうございます。泉房穂さんといえば、なんといっても明石市長時代にいわゆる「燃やしてまえ」発言の炎上騒動があり、それを受けた出直し選挙でみごと再選するという大事件があって、2019年当時は連日のようにワイドショーで全国ニュースとして取り上げられていました。日本中の人たちが同じ気持ちだったと思うのですが、関東に住んでいる者としては「関西(兵庫)でいったい何が起きているんだ?」と驚いた記憶があります。

泉房穂(以下、泉):全国ニュースでトップニュースでしたからね。現職の市長が「火付けて捕まってこい」って言ってるんですから、考えられないことですよね(笑)。何?っていう。そして、どうなるかっていったら、市長を辞めて、辞めたと思ったら復活して当選するという。いったい明石市はどないなってんねやろと(笑)。言うたこともびっくりして、復活当選したこともびっくりして、二度びっくりという。

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──あの一件で、日本中が明石市に注目しましたよね。そして、この泉房穂市長とは何者なんだと。

:今までいろいろなことを頑張ってコツコツやってきたけど、あの一件でどん底の「マイナス」からスタートになって、全国区レベルの知名度になったから、基本的に評判は「上がる一方」なんですよ(笑)。あの件で、文春から新潮、全部の週刊誌の記者に自宅の前を張り込みされましたけど、いくら調べられてもアラが何もでてこないんですよ。女とか金とか。ホンマにないから(笑)。普通は政治家って叩けばホコリが出るけど、どこを叩いても何も出ない。口だけは悪いんだけど(笑)。でも、あの一件で「この人は真剣に、本気で国民のことを思って政治をしてくれているんだ」ということが伝わったから、本当にありがたかったですよね。

SNSの投稿が即ネット記事になる毎日

──それにしても最近はTwitterのフォロワーが急増していますね。51万8000人を超え(2023年10月4日現在)、山本太郎さんを抜き、もうすぐ蓮舫さんを追い抜きますね。すごい勢いで驚きました。最近は、何か投稿すればその発言がすぐニュース記事になるなど、泉さんに注目が集まっていますね。

:冗談抜きで、毎日のようにニュースポータルサイトに記事があがってますよね。万博と阪神優勝についてとか。政治ネタ以外もニュースになってるし。メディアの記者が張ってるんでしょうね、何か面白いこと呟かないかと(笑)。それにコメントいくつか書いて、記事にすればページビュー稼げるからなぁ。オイシイんでしょうね。

──やっぱり、発言内容もわかりやすいですし、みんなが共感できるからでしょうね。なぜ、いまネット上で泉さんの発言に対する支持がひろがっていると思いますか?

:理由はいくつかあって、ひとつは「思想がオールOK」なことですね。普通は右か左か、どっちかなのに、保守系からもリベラルからもお声がかかるんです。かえって、頭の硬いリベラルとネトウヨからは嫌われてます(笑)。一見リベラルに見えて、保守派の論客からも私の考えはOKみたいですね。「天下」とか「国家」とか「家族」とか「愛」とか、そして「本気」とかいつも言ってますからね。私利私欲のためではなく、すべては公のために奉仕してくれている、ということが理解されているんだと思いますね。

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──なるほど、つまりどちらの思想の側からも支持されているから、多くの方から注目されているということですね。

:ありがたいのは、最近になって朝日と毎日というリベラル系の新聞2紙の方針が変わって、「泉叩き」から「泉支持」に変わってきたんですね。保守系もそうですけど、リベラル系メディアが応援に変わってきたのは大きいですね。あと、支持層として多いのは「30代・40代の意識高い女性」なんです。いままで政治には関われないと思ってきたのが「あ、この人は他の政治家とは違う。私たちのことを本気で考えてくれている政治家がおる」っていうことが伝わったんでしょうね。新幹線の中でも「握手してください、パワーをください!」ってよく女性の方に言われますね。まるでパワーの急速充電みたいに(笑)。

阪神優勝と大阪万博は関係ない、一緒にするな!

──やっぱり国民に「本気」が伝わってくるからじゃないでしょうか。泉さんが日々SNSに投稿している内容を見ていると、そのことがひしひしと伝わってきます。最近、世間で話題になっていることで、泉さんが気になっていることは何かありますでしょうか?

:それは、阪神優勝ですよね。「兵庫・大阪連携『阪神タイガース、オリックス・バファローズ優勝記念パレード』~2025年大阪・関西万博500日前!~」という優勝パレードの名前の件です。こっちはせっかく喜びたいのに、吉村知事が万博ネタで阪神優勝に水を差すのはどうかと思いますよ。ほんとに阪神優勝と万博は関係ないからね。吉村は巨人ファンのクセに、それは腹立つよ(笑)。

──あれは、泉さんの投稿がネットニュースになり、共感の声が殺到しましたよね。

:もう少し阪神優勝を喜んでからにせえよと。いきなり万博って言うから批判されるわけで。「何の話?」って。あのツイートする2日前に吉村とは中華を食べてたからびっくりしただろうね(笑)。食事の席でも、せっかく阪神の話を振ってるのにずっと万博、万博って。腹立ってました。

──国民の多くが同じことを思ったから、あれだけ大きな反響を呼んだんでしょうね。(Vol.2に続く)


ますます面白くなる、泉房穂さんのインタビューは、まだまだ続きます。特別インタビューVol.2をどうぞお楽しみに。そして、有料メールマガジン『泉房穂の「何でもOK!」』は10月6日に創刊。第1号の泉房穂さんから読者への質問は「国会解散!泉房穂はどうするべきか?」。そのほか皆様からのご質問もお待ちしております。メルマガに登録のうえ、泉房穂さんとの質問・回答のキャッチボールをお楽しみください。

● 質問受付⇒ https://forms.gle/op3py2t41jzykeDv8

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