途上国の工事に送られるカネのためなら何でもする中国人
中国のやり方は、工事が決まった場所に大勢の中国人を送り込み、工事に必要な人員はすべて中国人で賄い、現地の人々の雇用は生みません。さらに、中国人が一気に大量流入したことで、現地の治安や衛生状況は急速に悪化し、中国人ギャングが闊歩し現地の人々は怯えて暮らすような状況が生まれます。
そもそも、発展途上国の工事に送られる人々に富裕層はいません。カネのためなら何でもするという価値観の人々ばかりの集団です。
そんな中国人勢力に反感を抱いた現地の人々が、中国人技師や労働者を狙ったのが、上記のテロ事件です。
一帯一路構想は、もともと世界での中国の存在感を高め、世界のリーダーとして中国が君臨するための試金石だったはずですが、10年経った今、結果的に中国の内情を諸外国に知らしめ、中国の評判を落とす役割しか担いませんでした。
中国ラオス鉄道など、一部のインフラは完成し、人気を博していますが、ラオスが貧しい国なのをいいことに、駅舎も列車もすべて中国流で、現地を少しも尊重していない押し付けのインフラです。ハッキリ言って、融資額も国としての器も中国には見合わない、壮大すぎる構想だったのではないでしょうか。
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- 中国へ忖度するにもほどがある日本のメディア/結局、中国の評判を貶めただけだった「一帯一路」(4/3)
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2024年3月配信分
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