政官財によって仕組まれた「社会保険料爆上がり」
掛け金に応じて見返りがあるのなら、それは社会保険ではなく、ただの金融商品です。だから富裕層の社会保険料率が低い、というのは絶対におかしいのです。
しかし、政治家や官僚にとって富裕層は大事なスポンサーです。政治家には莫大な政治献金をしてくれるし、官僚には美味しい天下りポストを用意してくれます。
だから、昨今の日本では富裕層優遇政策ばかりが採られているのです。その結果、社会保険料が爆上がりしているというわけです。
社会保険料の負担率をいくらあげても富裕層はいたくもかゆくもありません。上限以上は払わなくていいので、負担率の増減は富裕層にはまったく関係ないのです。
これが所得税であればそうはいきません。所得税率が上がれば、富裕層の負担もあがります。だから、所得税は上げずに社会保険料を上げているというわけです――(メルマガ『大村大次郎の本音で役に立つ税金情報』2024年4月16日号より一部抜粋。「共働き夫婦の税金の裏ワザ1」「AV女優の追徴課税の謎」「税務調査をボイコットする方法の研究について(編集後記)」など全文はご登録の上お楽しみください。初月無料です)
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