大津波が来る前に、政府の「南海トラフデマ」に殺される
さて話を地震に戻します。
「南海トラフ地震」がそのうち来るのは間違いありません。しかし、どこを震源とするどの規模の地震を「想定されている南海トラフ地震」とするのかすら明らかではありません。
とにかく揺れたら海岸線から離れる、揺れる前に、揺れても簡単に壊れない家に住む、これしか解決の方法はありません。
海水浴場があるような田舎にはどこにも巨大な有線放送スピーカーが設置されていて、津波の警報が出たらすぐに教えてくれます。
さらに、音声が聞こえない場合を想定して、赤白の旗を振るシステムもできています。
震源地がどこでも、プレート境界型の巨大な南海トラフ地震なら、津波が海岸に到達する前に最短でも数分を要します。
それでも「海岸を事前に閉鎖しておけば助かった命がある」なんてことは起こりえます。しかし、この夏休みのかきいれどきに一週間も海岸線を完全に封鎖していては、それによって起きる経済的ダメージで死ぬ人が出るかも知れません。
結局は、比較衡量で諸々判断しなくちゃいけないわけですが、今回の臨時情報で海水浴場を閉鎖した判断は、私には「狂ってる」としか言いようがないのです。
(メルマガ『辛坊治郎メールマガジン』2024年8月16日号より一部抜粋。この号の全文および今月配信分バックナンバーはご登録のうえ楽しみください。初月無料ですぐに届きます)
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