詐欺的な“何かやってますアピール”。いじめ探偵が文科省創設の「いじめ対策マイスター」をまったく評価しない理由

 

編集後記

被害家族の方々と話していると、今の流れから悲壮感が漂い、諦めに近い言葉が耳に入ってきます。重大事態いじめのガイドライン改悪然り、今回のマイスター然りです。

でも、です。

諦めたらそこで試合終了なんです。

声は上げ続けることが最も大事だと思います。たぶん、漫画『いじめ探偵』のおかげだと思うのですが、私の元には応援するという声がたくさん届いています。もちろん、嫌がらせも中にはありますし、足を引っぱろうという一部勢力もありますが、それはそれです。

ご寄付者名簿があるのに、寄付したと嘘をついて近づいてくる人がいたり…もうバレバレなんですけど、一部法人からも寄付があったりして、これまで交通費を自腹で負担していたのが無くなって助かっています。

当初は、マジで自腹でした。今すぐ札幌に来てくれ…とか言われても、俺もう金ないよと、事情を話すと、被害保護者からも本人からも、すごい謝られたりして、いやいや、こちらこそみたいな変な会話をした覚えもたくさんあります。

そんな中、そういうことがありましたと経営者の会のスピーチを頼まれたときに言ったら、カンパが集まったり、世の中捨てたものではないなと実感したこともありました。

つまり、私の活動は色々な人の思いや志で成り立っています。

だから、まだ諦める時ではないのです。

時代は動きます、考え方や様々な仕組みも変わっていきます。だから、声を上げ続ければ、いつかは変わるはずだと信じるしかないのです。

声がかれてきたり、喉がイガイガしたとき、とりあえず私はすぐ横にいます。代わりに倍声を張り上げます、限界はありますが。

もしよかったら、これを読む方もご一緒しませんか。なにかちょっとでも変わるかもしれないし、その変化が、大きなうねりとなっていくかもしれません。

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社会問題を探偵調査を活用して実態解明し、解決する活動を毎月報告。社会問題についての基本的知識やあまり公開されていないデータも公開する。2015まぐまぐ大賞受賞「ギリギリ探偵白書」を発行するT.I.U.総合探偵社代表の阿部泰尚が、いじめ、虐待、非行、違法ビジネス、詐欺、パワハラなどの隠蔽を暴き、実態をレポートする。また、実際に行った解決法やここだけの話をコッソリ公開。
まぐまぐよりメルマガ(有料)を発行するにあたり、その1部を本誌でレポートする社会貢献活動に利用する社会貢献型メルマガ。

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