堅調なVWですら利益なし?中国の自動車市場で「外資は苦しい」と言われる理由

 

VWの中国BEV販売は堅調だが

VWの中国における電動車販売は増加はしているものの、その成長率は中国勢の競合他社には及ばない。

中国市場の電動車の市場シェアが急拡大する中、VWは戦略の立て直しを急がねばならない。

しかし、VWのBEV、つまりIDシリーズの中国販売は、トヨタ、ホンダ、日産の日系三社によるBEV販売の数倍の規模に達している。

それでも「戦略の立て直し」が急務であれば、日系三社はつまり撤退を急がなければならない、というほどのものになる。

それぐらい中国BEV市場の競争は激しいことの裏返しだろう。

中国BEVで利益創出は困難

その背景としては、現状の電動車で利益を上げるのは難しい、とのVW幹部の談話がある。

現状の販売台数でも難しいのか、今後販売を伸ばしたとしても難しいのか、詳細は不明だ。

しかし、従来通りの外資による手法で中国BEV、あるいは広く新エネルギー車(NEV)で企業として利益を上げていくには市場があまりにも疲弊してきているのは事実だろう。

27年までにNEV20車種発表

2024年と2025年は転換期とされ、2026年以降に成果が見込まれるコスト削減と転換戦略が進められている。

株主となった中国新興メーカー小鵬(Xpeng)との共同開発BEV、合弁相手で、独自に智己(IM)、飛凡(RISING)などBEVブランドを有する上汽とアウディによる共同開発BEVなども進展。

2027年には中国市場で40の新車種を投入予定で、その半分はBEV/PHEVの電動車となる見込み。

とりあえずはラインナップを揃えて販売台数を稼いでいこうとする姿勢だが、電動車の利益貢献が今後も注目ポイントになりそうだ。

出典: https://mp.weixin.qq.com/s/eitSQhGDIicdmiw0L-QLgw

※CHINA CASE(https://www.chinacase.xyz)は株式会社NMSの商標です。

image by: Robert Way / Shutterstock.com

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