イーロン・マスクはどこへ消えた?トランプに成り代わりアメリカ再構築のため手腕を発揮した“切り込み隊長”の行方

 

スペースXが公開したスターベース市のプロモーション動画

マスク氏は、太陽系に人類を拡散させるという彼の野望の中核拠点としてスターベースを位置付けてきました。その第一歩が、巨大宇宙船「スターシップ」を往復させて火星に人類の居住エリアを作ることです。スターシップは、これまで、スターベースでのみ開発、製造、打ち上げが行われてきましたが、将来的にはフロリダ州ケープカナベラルからの打ち上げも計画されています。

なお、スターシップは、火星への到達を目指す前に、NASAのアルテミス計画の一環として、今後数年以内に宇宙飛行士を月に送り出す計画です。

スターベースは、ロケット製造工場の「スターファクトリー」や打ち上げインフラだけでなく、従業員や観光客のための道路、住宅、宿泊施設、基本的な生活インフラの整備なども進めていますが、この地が、月や火星をはじめとした宇宙へのゲートウェイとして、今後どのような発展を遂げていくのかについては興味津々です。

最後に、スペースXが公開しているスターベース市のプロモーション動画を紹介します。これをご覧になると、より具体的なイメージが膨らむのではないかと思います。

【関連動画】Life at Starbase by SpaceX

(本記事は『『グーグル日本法人元社長 辻野晃一郎のアタマの中』~時代の本質を知る力を身につけよう~ 』2025年5月9日号の一部抜粋です。このつづきに興味をお持ちの方はぜひご登録ください)

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辻野 晃一郎(つじの・こういちろう):福岡県生まれ新潟県育ち。84年に慶応義塾大学大学院工学研究科を修了しソニーに入社。88年にカリフォルニア工科大学大学院電気工学科を修了。VAIO、デジタルTV、ホームビデオ、パーソナルオーディオ等の事業責任者やカンパニープレジデントを歴任した後、2006年3月にソニーを退社。翌年、グーグルに入社し、グーグル日本法人代表取締役社長を務める。2010年4月にグーグルを退社しアレックス株式会社を創業。現在、同社代表取締役社長。また、2022年6月よりSMBC日興証券社外取締役。

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【著者】 辻野晃一郎 【月額】 ¥880/月(税込) 【発行周期】 毎週 金曜日 発行

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