読売新聞の女系天皇提言に産経新聞が動揺、「ナベツネを左翼認定」の一部始終が面白い。続々到着する援軍、皆カルト仲間!?

 

【3日目】5月17日朝刊 産経抄

さて、提言から3日目、よほどショックでぐらぐら揺れている産経新聞は、引き続きふんばっている。

この日の「産経抄」の見出しは…

《読売の女系天皇容認提言は面妖な季節外れの怪談か》

長島昭久の《面妖な紙面でした。朝日新聞かと思わず二度見してしまいました》というフレーズが、よほど気に入ったらしい。

「めんような/きせつはずれの/かいだんか」と五七調に仕上げているところもなかなか趣がある。

産経抄の筆者は、安倍晋三と親交が深かったらしく、女性皇族ご本人が宮家創設についてどう考えているのかという問いについて、本人からこんな証言を聞いたという。

「女性宮家になりたい方は誰もいない」(平成29年5月22日)
「みんな全然望んでいない」(平成30年2月13日)
「皇族と接していれば分かる。自由な生活をしたいと望まれている」(令和元年5月12日)

ふーん。そんなに「証言」を聞いているのに、旧宮家系の方のなかに、皇籍を取得してもいいという人物がいるのかという問いに対して、安倍晋三が「それが、いないんです」と話していたことは、聞いていないのだろうか。

ま、産経新聞にそんなこと話したら、怪談ばりのパニック起こすから言えないよな。(次ページに続く)

泉美木蘭さんも寄稿する『小林よしのりライジング』

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