告発者・信太氏が主張する「創価学会の政治的圧力」
納得いかない信太商店の信太氏はほどなく組合を被告(代表は前出・渡辺氏から小林広之氏に変更)に、東京地裁に「地位確認訴訟」を提起。しかし、今年3月に出た一審判決は信太氏の請求を棄却。
そのため、信太氏は控訴している。
本紙は信太氏から告発を受け、関係資料を精査し、江戸川渡辺商店の不正は、当人も認めており、間違いないと確信している。
それどころか、つい最近になり、信太氏は情報公開制度を利用して調べた結果、江戸川渡辺商店分も含め、総額1億円以上が組合から渋谷区に返金されているという。
要するに、江戸川渡辺商店以外にも、組合側が不当利得を得ていたわけだ。だが本来、返金したからといって済む話ではないだろう。
それに、その不正発覚の本来功労者である信太氏がなぜ組合を追われ、しかも地位確認訴訟でも棄却(一審)なのか?
そこには、創価学会の政治的圧力があったことが大きいというのが信太氏の主張だ。
どういうことか?
信太氏によれば、江戸川渡辺商店の渡辺正貴代表は不明だが、組合代表だった渡辺商店(品川区)代表が創価学会員(創価大学卒)であることは間違いないという。それもかなりの幹部で、実質、渋谷区を傘下に置く品川区でナンバー2の地位にあるとも。
前出のように、組合代表をしていた渡辺商店は品川区、不正が発覚した江戸川渡辺商店は江戸川区と、共に渋谷区の業者ではない。渋谷区からの委託なのに、なぜ渋谷区外の業者が入っているかというと、そもそも今回告発した信太氏の「信太商店」(渋谷区)元代表で組合代表だった父親が学会員。その縁で渡辺商店などが入って来たという。信太氏自身も一家の影響で学会員だったが、今回不正の件を機に脱会し、母親とは疎遠になっているという。
そして、信太氏によれば、今回不正が発覚したこの資源ごみの区側の担当部署で、実質、取り仕切っている「近藤」氏も学会員(創価大学卒)。妻は渋谷区の公明党現職市議。しかし、学会での地位は渡辺氏の方が上とのことだ。ちなみに、区の担当部署上司の課長も学会員とのこと。
こうした学会人脈まみれの関係から、長年不正が罷り通っていたようだ。
また、信太氏によれば、父親が組合代表をしていた時分も――(本記事は『アクセスジャーナル・メルマガ版』2025年7月14日号を一部抜粋したものです。同号では下記の内容を掲載しています。全文をご覧になりたい方はぜひご登録ください。公益性、真実相当性があれば相手が大物政治家でもアウトローでも恐れず報じる『アクセスジャーナル』はあなたの支援を必要としています)
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※<お知らせ>本紙YouTube版『深層追及』、今週は(1)「大阪のお寺『正圓寺』乗っ取り企業が破産申立」、(2)「私は創価学会の圧力で渋谷区リサイクル組合を追われた!」
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