労働は「兵役」ではない
そうではあるのですが、こういったロードマップを提示しないで、いきなり全人格と休日と夜間以外の全ての時間を差し出せというのでは、兵役と同じです。労働というのはあくまで人生の、そして生活の手段であり、それ以上でも以下でもありません。そこにおいては、働く側と雇う側は対等のギブ・アンド・テイクの関係に過ぎません。
この原則をしっかり守って、採用と配属、そして教育訓練と入社後の配置を行うのであれば、突発退職はある程度は防げると思います。多くの企業は、今でもこのことに気づかずに、早期退職に対して狼狽したり、怒ったりする、これはおかしいのです。根本のところから間違っているとしか言いようがありません。
※本記事は有料メルマガ『冷泉彰彦のプリンストン通信』2026年4月7日号「新入社員の早期退職、対策はただ一つ」の抜粋です。ご興味をお持ちの方はこの機会に初月無料のお試し購読をどうぞ。今週のメインコンテンツや人気連載「フラッシュバック80」、読者Q&Aコーナーもすぐに読めます。
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