旬なニュースを題材に、英語のリスニングと読解力を鍛える人気の無料メルマガ『日刊2分で読めるやさしい英語ニュース』。今回は、あわや国際問題にも発展しかけた「赤ちゃんザル命名騒動」がテーマ!
Monkey Charlotte retains her name
こんにちは! やさしい英語ニュースのAkiです。連休をいかがお過ごしでしたか。
では、さっそく本日の英語ニュースです。7ステップの学習メニューを順にこなしていきましょう。
Step1 英語ニュース全体をリーディング
最初に英語ニュース全体を通して読み、だいたいの意味をつかみます。この段階では単語や構造、文法の疑問点があってもかまいません。
Monkey Charlotte retains her name
A zoo in southwestern Japan decided not to change the name of a monkey on Friday despite being flooded with complaints from the public over naming her Charlotte after Britain’s newborn princess.
Step2 重要単語と語句
retain(動詞):保持する
flood(動詞):氾濫させる
complaint(名詞):苦情、不満
Step3 頻出表現と文法のミニ解説
・despite being flooded with complaints from the public
=国民から苦情が殺到したにもかかわらず
前置詞「despite」の後には名詞が来るため、過去分詞「flooded」の前に動名詞「being」を補っています。
英語では「苦情、文句」という意味で「complaint」を使います。日本語の「クレーム」とは異なり、英語の「claim」は「主張・申し立て」という意味になるので注意しましょう。
「the public(国民)」は「the + 形容詞」で名詞の複数形になる用法です。
・over naming her Charlotte after Britain’s newborn princess.
=英国で誕生した王女にちなんで彼女をシャーロットと名づけたことをめぐって
「name A B」で「AをBと名付ける」を表し、ここでは「A=her(赤ちゃんザル)」「B=Charlotte」となります。
また、「name A after B」で「BにちなんでAを名付ける」を表し、ここでは「A=her(赤ちゃんザル)」「B=Britain’s newborn princess(英国で誕生した王女)」となります。
本文では上の両方が組み合わさった形ですね。