【3分間書評】ちくしょう転職だ…今後20年で消え行く職業が衝撃すぎる

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いくつか、気になった部分を引用してみましょう。

子供たちの多くは「新しく生まれる仕事」につく

現在存在しない仕事とは、既存業務の細分化によって生まれた仕事か、新しいテクノロジーによって生み出された仕事のどちらかだ

工場では肉体労働、オフィスでは事務労働という区分けそのものが崩壊し、近い将来はAIを支配する職種か、そうではない職種かという区分けが成立するかもしれない。ただ、古代から存在し、未来にも今と変わらず存在するであろう立場の人々もいる。それは労働力を所有し、自分のビジネスや活動を行う人たちだ。古くは王様や貴族で、今だと資本家や経営者と呼ばれる

◆マイケル・A・オズボーンの論文から

コンピューターにとって代わられる確率が高い仕事として挙げられたのは、銀行の融資担当者、スポーツの審判、レストランの案内係、保険の審査担当者、電話オペレーター、レジ係、カジノのディーラー、パラリーガル・弁護士助手、時計修理工、彫刻家、データ入力作業員、簿記・会計監査事務員、映写技師、クレジットアナリスト、義歯制作技術者、建設機器オペレーター、訪問販売員、塗装工……など

“職業”の寿命はどんどん短くなっていく

パイロットは自動運転の“監視役”に

人口面から見てみれば、すでに製造業は日本を支えているわけではない。2012年12月現在で、すでに製造業に携わる人口は1000万人を切っている

「高級な事務職」はいずれ淘汰される

2014年3月、ニューヨーク・ゲノム・センターは、ガン患者に効果的な個別ケアを提供するために、IBMの人工知能「ワトソン」を活用すると発表した。ゲノム医療に限らず、十分な量の情報があれば、AIは患者一人ひとりに今より適切な医療を提供できる可能性がある

人間がやることを期待されている職業もある。スポーツやアート関係の職業だ

タイトルで謳っている「50の仕事」がわかりにくいのと、既に言われていることが多く含まれているため、多少中だるみしますが、それでも読んでおけば、今後選ぶべき職業や、避けるべき職業が何か、はっきりわかるはずです。

ぜひチェックしてみてください。

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