【その2:1次予選から準決勝までの電池】
では、極端な話、1次予選から準決勝までのすべてをアルカリ電池で走り、走りを調整していけば良いという考え方もできますが、そう簡単にはいきません。
こむおは、以下の3つの観点から、1次予選から準決勝まではアルカリよりネオチャンプを使った方が良いと考えています。
・準々決勝から準決勝の2レースは電池の交換ができない。つまり、ニッケル水素と比べて垂れやすい(パワーがなくなるのが早い)アルカリで、この2レースに挑むのは、ネオチャンプで挑んでくるレーサーに対してハンデを背負うことになる。
・垂れやすいアルカリには、たかだか1レース内でも、最初速くて後半遅くなるという性質が、ネオチャンプより出やすい。そのため、適正タイムで走った場合は、電池が元気な1、2周目は、実は飛ばしてすぎていて、COの危険性が高まっており、一方で、1、2周目が適性スピードであれば、5周トータルのタイムはネオチャンプで適正スピードで5周走った場合と比較して遅くなることがある。
・ネオチャンプの方がお財布にやさしい
ここまでのまとめです。
・優勝決定戦はアルカリでの勝負を強いられる
・1次予選から準決勝までの走りと優勝決定戦出の走りがほぼ同じであれば、優勝決定戦で勝つ可能性が高まる
・1次予選から準決勝までの電池はネオチャンプが良い
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『ミニ四駆チャンピオンズ「チームはいれぐ こむお」の限られた時間で挑むミニ四駆頂点』より一部抜粋
ミニ四駆チャンピオンズ「チームはいれぐ こむお」が、公式大会コース攻略/マシン設定、改造、レースマネジメント、取り組み方といった観点で思うところを語ります。皆さんの勝利に少しでも貢献できると幸いです。
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