「~だろう」と事を進める愚者、「~かもしれない」と思える賢者

 

また、社内においても…、部下に対して明確な指示を出さなくてはいけない場面でも「特に説明するまでもなく、Aくんならわかってくれているだろう」と指示や確認を怠ったばかりに後で大きな失敗に繋がることも有り得ます。なので普段からだろうではなくかもしれないという意識を持つことが大切なのです。

「もしかしてこの看板だとお客さんには何屋さんかわかってもらえないかも知れない」

「お客さんは商品のこのことについてもっと知りたいのかもしれない」

「待ち合せ時間は14時頃としていたけど、先方にも後々予定があるかも知れない。だから10分前には着いておくようにしよう」

「Aくんなら指示を出さなくても大丈夫だと思うけど万が一、意図が伝わっていないかもしれない。今一度、確認してみよう」

など、ちょっとした「かもしれない」という意識を持つことで、相手のことを汲み取り、十分な確認を行う上で、リスクを極力回避することができるのです。相手の立場に立ち、配慮し、リスクの芽を摘み取るには「かもしれない」が必要不可欠なのです。

「~だろう」は相手のことを考えているようで実は一方的な判断によるものです。「かもしれない」は相手の考えや意図を汲むことで相手の立場に立つということです。

御社では、顧客対応やスタッフへの対応等含め、様々な場面で「だろう」になっていませんか? また「かもしれない」を徹底するにはどのような工夫や教育が必要ですか?

■今日のまとめ

『常に「かもしれない。」と考える』

  • 「~だろう」という勝手な判断で仕事をしていないか社内で話し合う。
  • 「かもしれない」という意識を徹底するためにできる工夫をみんなで話し合う。
  • お客さんや取引先から「こんなことを聞かれるかもしれない」ということを制限無く列挙する。
  • 列挙したことに対しての具体的な応対策をみんなで講じる。

image by: Shutterstock.com

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【著者】 中久保 浩平 【発行周期】 ほぼ週刊

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