中国の宅配業界が、別の意味で多くの問題を抱えている

 

以下のサイトでは、中国のCCTVテレビの記者が、深センの集積所で宅配便の荷物がどう扱われているかを隠し撮りした動画があります。荷物の上に座る、荷物を投げる、足で蹴る、荷物の包装が破けるなんて序の口で、仕分け人が伝票の内容物を見て、食品の場合、躊躇することなく開けて食べる欲しいものが入っていれば開けて持ち去るなどという非文明的なことが普通に起こっています。

● 中国宅配業者の実態!乱暴な扱いは日常茶飯事、しまいには商品を盗み食い

動画の中では、キャンディーが入った箱を勝手に開けて食べ続けている様子が映っています。こんな状況であるために、中国では注文したもの、または親族や友人などへ宛てた荷物が無事に届かない届いても中身が開けられている破損しているなどという苦情が多く、しびれを切らした利用者が集積所へ行って自ら自分の荷物を探し出すこともあるそうです。

中国の流通は、以前は軍部によって独占されていたため、国営企業は例外としても、民間企業は触れることができませんでした。しかし、ご存知の通り中国とはコネとカネがモノを言う世界です。

日本の流通業者、ことに物流を必要とするチェーン店の経営者が中国で商売する場合、時が経つとともにブローカーからの入れ智恵で、カネとコネの使い方を学びながら中国での生き残り方法を学んでいくわけです。まともなビジネスが通用する国ではありません

image by: TonyV3112 / Shutterstock.com

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