なぜ七夕の短冊に願い事を書くようになったか知っていますか?

 

さて、七月七日の七夕。

江戸時代には,「五節句」は式日(儀式を行う日)とされていて、笹竹に願い事を書く風習が広まりました。特に、裁縫や文章がうまくなるように、という願い事をするのが元だったようです。

今では、短冊に書く願い事の内容は様々で、まさか裁縫や文章が本来だったとは、ほとんど知られてないことでしょう。裁縫は、もちろん織姫からきていると考えられますね。熱心に機織をする織姫に、縫い物の上達を願う。

そういうことも思いながら、今年、もし晴れたら、織姫星を眺めてみてください。

節句の日のお供えが「節供」です。桃の節句に甘酒、端午の節句だとちまき(関西)、柏餅(関東)などがお馴染みです。

七夕には素麺だそうです。素麺を糸に見立てるところからきているようです。

ええ。もちろんそういうところを素麺業界の方々が見逃すわけはありません。全国乾麺協同組合連合会の呼びかけで、七夕・そうめんの日という記念日にされています。夏の定番、素麺をいただくのにちょうどいい気もしますね。

image by: Shutterstock

1日1粒!『幸せのタネ』この著者の記事一覧

「楽しく豊かな人生」を送るために役立つさまざまな気づきを,「学び」をキーワードに「幸せのタネ」として毎日お届けします。 心の土壌に「幸せのタネ」を蒔いているうちに,芽が出て,本葉が広がり,いつしかあなたの人生を楽しく豊かなものにかえていくはずです。

無料メルマガ好評配信中

この記事が気に入ったら登録!しよう 『 1日1粒!『幸せのタネ』 』

【著者】 1日1粒!『幸せのタネ』 【発行周期】 日刊

print
いま読まれてます

  • なぜ七夕の短冊に願い事を書くようになったか知っていますか?
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け